平成24年09月19日 水曜日号
“SOU・SOUへの道(18)”
※これまでの「SOU・SOUへの道」はコチラ。
GASPはアメリカやヨーロッパからレアモノを直接買い付けするスタイルのお店で、当時京都ではめずらしかった。
でも、しばらくすると同じような品揃えの店も出来てくる。まー誰でも出来る商売だ。外国に行って品物買ってくるだけだから。
それにしても、同じ京都で商品がバッティングして価格競争になっていくのは嫌だなと思っていた。
ちょうどその頃、原宿の人気SHOPのオリジナルブランドがブームになり始めていた。DCブランドにはないインディーズ感とエネルギーは、今までにない感じがしておもしろいなーと思った。
外国の流行モノをいち早く買い付けるという仕事に少し疑問を感じていた頃だったので、2店舗目はドメスティックブランドを中心としたラインナップにした。
取引していたドメスティックブランドは皆、同じ京都内では他店と取り引きしないというスタンスだった。計らずもバッティングの問題が解消された。
その後、ドメスティックブランドは、時流に乗って”裏原宿系”というジャンルが出来るほどブームになり、売上げもどんどん伸びていった。
一方その頃、僕は自宅の建て替えを考えていた。当時の自宅はあまりにボロくて、土壁が崩れそうな勢いだったのだ。
でも、たまたま見てもらった占いの人に「今はダメ!1年半待ちなさい」と言われてしまい、しぶしぶながらその言葉に従った。
1年半待って漸く「よーし、そろそろどんな家にするかを考えるぞ!」と思い、まず本屋に行った。(その頃はまだネットなど普及していなかった)
そこである1冊のインテリア雑誌を見つけた。「I'm Home」創刊号。
とりあえず買って家で読んでみた。デザイナー一覧を見ていたら、1人だけ京都在住の人がいた。
辻村久信。代表作品「Ricordi」。
Ricordiは、当時よく行っていた祇園のイタリアンレストランだった。とてもかっこよくて話題の店だった。
「あの店を作った人が京都にいるのか!」
ちょっと驚きつつも次の日にアポなしで辻村久信デザイン事務所に出向いた。
(つづく)
写真はカレーを待っているルンルンのちゅぢゅきさん。
それでは、また明日。
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平成24年09月18日 火曜日号
“ルコック予約&中秋の名月”
ルコックの企画ページが更新されました。
第二弾はナチュラルサイクルさんです。
予約アイテムが好評につき、BIKE ポンチョ/群青杢(ぐんじょうもく)が予約完売してしまいました。
なので、あわてて追加生産します。
蘇枋杢(すおうもく)も初回分は残りわずかなので、気になる方はお急ぎを。(まー急ぐこともないですけど)
SOU・SOUテキスタイルカバー(iPhoneケース)も絶好調です。
iPhone5はもちろんですが、GALAXYやXperia等約40種に対応するケースも近々発売する予定です。
「iPhoneケースはいっぱい種類があるのに・・・」とお嘆きの皆様、SOU・SOU企画チームが頑張って進めておりますので、もう少しお待ちください。
こちらは23日(日)までの中秋の名月企画でお出ししている御菓子。亀屋良長謹製で御名は「月あかり」です。
今年の中秋の名月は9月30日だそうです。
この絵が描かれたのは
08年9月30日。この企画で使われる運命だったのでしょう。
それでは、また明日。
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平成24年09月17日 月曜日号
“SOU・SOUへの道(17)”
※これまでの「SOU・SOUへの道」はコチラ。
GASPというお店は近くのDCブランドの店員さんから古着屋の店員さん、大阪や滋賀、神戸からもショップスタッフの方がたくさん来てくださった。
めずらしいものが安く買えるという評判だったのだと思う。
買い付けはNY中をくまなく歩き、いろんなものを探した。
ちょっと危険なハーレムやブルックリンではレアモノに出会えた。
現地の黒人に「コノ辺デ ナイキノスニーカーヲ ソンナニ大量二持ッテ歩イテイタラ 危ナイカラ注意シロヨ、メーン!」とアドバイスをもらったこともあった。
ある時は、ボストンを佐川急便のようなトラックで移動していて、いつの間にか道に迷い、山の中に入ってしまってそのうち道が無くなって往生した。
道が細くてターンが出来ないので、バックで山道を勘を頼りに下っていった。
日が沈んで暗くなり気持ちが焦る。
なんとか下りることができたが、あの時は本当にチビリそうになった。
-28℃の極寒のNYでの買い付けのときは、風が冷たすぎて目が凍った。
海外で買い付けをしている人は、皆これくらいの経験をしていると思う。
それ位やって初めて他店にない掘り出し物に巡り合えるのだと思う。
僕はその時期に無理をしすぎて少し身体を壊してしまったが、お客様同士で「この店、本当にいいものがありますよねー」と会話されているのを聞いた時、全ての疲れはふっとんでいくのだった。
そして、2年目には早くも2店舗目をOPENすることになる。
(つづく)
写真はちゅぢゅきさんが一番愛する料理を作る人、ヌー様。
かなりレベルの高い、そして美味いカレーを作られます。
この人曰く日本一とのこと。
それでは、また明日。
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平成24年09月16日 日曜日号
“ヌーラーニでの出来事”
ハッシーが何やら赤い女性と楽しそうに密会している。
インド料理「ヌーラーニ」。カレーマニアの中では知らない人はいない白梅町の名店だ。
おっ、一緒に入った。
メニューを見る二人
その横から、お店の全メニューが頭の中に入っているちゅぢゅきさんが「△○※□Z・・・」
目を閉じながら流れるようにオーダー
すっごいですねー、ちゅぢゅきさん!
この瞬間に赤い女性はハッシーよりもちゅぢゅきさんを尊敬したようだ。
僕の隣でカリカリとペンが走る音が聞こえると思ったら、ちゅぢゅきさんが頼んだメニューを高速で
書きとめておられる別の赤い女性が・・・。
100万人の読者をもつと言われる、秘密だけど大阪出身のフードライター 関谷江里さんじゃないか。
「君たちトーシロー(素人)は、メニューなんか見なくていいんだよ。私のオーダーを信じたまえ。」
赤ワインのようなドリンクを片手にカレーを楽しむ氏
ハッシーが横からカレーを横取りしようとすると
「ちょっとキミ、バカじゃないの?」と怒るちゅぢゅきさん
あきれるヌー様。顔が見切れた大御所フードライター
「キミはこちらを食べたまえ」
そうこうしていると、何故か自分の携帯ではなくお店の電話を使ってある女性とニヤニヤ話し
始めたちゅぢゅきさん。
と思ったら、食事中にも関わらずその女性に会いに行くと言って席を立った。
「金は残りの連中が払うから気にしないでー」
何がなんだか状況が把握できない赤い女性
ちゅぢゅきさんの女性疑惑が残る中、某日のカレー屋での一夜はふけていった。
料理の細かいことは、コチラかコチラでチェックしてくださいませ。
それでは、また明日。
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平成24年09月15日 土曜日号
“大出雲展”
最終日に行ってきました。アラタケも行っていたのか。
ここだけ写真OKでした。
写真下に小さく人形が立っています。
アップで
どうやって建てたのかな。こんな大きなものを。
人を生き埋めにする代わりに埴輪が出来たということも初めて知った。
今の常識では考えられないことばかりだったんだと思う。
ここでお寺の標語。
天性寺
今日のあたりまえと昔のあたりまえは違う。
今のあたりまえがどれだけ幸せかということに気づかないともったいないなと思います・・・。
それでは、また明日。
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平成24年09月14日 金曜日号
“京都ホテルオークラにて”
櫻井よしこさんの文化講演会に行ってきました。
すごい人
僕は櫻井よしこさんの大ファンです。
講演内容もおもしろくて、90分間息もせず集中して聴き入りました。
さすがの話術です。
話が脱線することも無く、資料を見ることもなく、おまけにジョークも交えてのトーク術は、
おこづかい5年分全部払ってもいいから欲しいなーとか思ってしまいます。
講演後はディナー。
締めのコーヒー
まーこちらはおまけのようなもの。
来年も伺うことにしよう。
それでは、また明日。
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平成24年09月13日 木曜日号
“2012-13 SOU・SOU lecoq sportif 秋冬コレクション”
ルコックの秋冬新作の予約販売が、本日正午辺りより始まります。
高島縮を使ったシャツやワンピース、新型2wayBIKEトートバッグやたばた絞りTシャツなど、サイクリングを楽しくしてくれるポップでカラフルな商品が揃っています。
今回は新作を身にまとったSOU・SOUスタッフと、京都を走り尽くした自転車屋さんが、近隣の「京のおすすめスポット」をご案内するという楽しい企画ページを製作しました。3日間に渡って公開してきます。
これからの行楽シーズンに行ってみたくなるようなところばかりですので、是非ご一読ください。
ご協力くださったバッチーグーバイシクルのタクヤさん、ナチュラルサイクルのかのんさん・クバさん、アオヤマサイクルの青山さん、ありがとうございます。
それでは、また明日。
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平成24年09月12日 水曜日号
“お稽古”
某日の朝、お茶のお稽古の1ショット。
ハッサンがやっているのは「逆勝手点前」。
これはおもしろいお点前だ。
こちらは室町の異端児、もりたもとこさん。
毎回自慢の着物でビシッと決めておられる。
もみじの御菓子は長生堂のもの
緑のもみじの落ち葉は昨夏訪れたサンフランシスコを思い出す。
和菓子はお茶室で頂くのが一番うまいと思う。
心を込めて一服を点てる。
先生の指導力には本当に感服する。
お茶を習っていると、楽しいなと思うことが多々ある。
これはお稽古そのものを指すのではなく、それをすることで見えること感じることがたくさんあるのです。
自分なりに楽しんで、いつかはSOU・SOU流の茶会をやってみたいなと思います。
お客様と一緒に。
最後は京都の夏の風物詩の一つ、もりたさんのずくずくのもみ上げ。
プール帰りの小学生のようです。
このもみ上げが乾いたら秋の訪れです。
それでは、また明日。
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平成24年09月11日 火曜日号
“突然ですが”
iPhoneケースがリニューアルして発売です。
今回はケースも付いてグレードアップしました。
柄も全12種類、価格もよりお求め安くなって1575円!
SO-SU-U つくも×濡羽
SO-SU-U 濡羽×つくも
雲間
きくまる
だんだん
松は松らしく
しあわせ
菊づくし
間がさね 宮美
寒紅梅
SO-SU-U とりどり
おおらか とりどり
店頭のみで12日まで予約受付中。送料無料の特典付きです。
13日から店頭およびnetshopで販売開始します。
ちなみにiPhone以外の機種のカバーも検討中です。
出来上がったらまたご案内させて頂きます。お楽しみに。
それでは、また明日。
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平成24年09月10日 月曜日号
“SOU・SOUへの道(16)”
※これまでの「SOU・SOUへの道」はコチラ。
年が明けて2月頃だったか、日本に戻った。
僕が現地で買い付けたものは、自宅の3部屋と庭をパンパンにした。両親はビックリしていた。
本当は東京でお店をやりたかったが、当時はバブル崩壊後とはいえ家賃が高く手が出なかったので、地元京都でお店をやることにした。
四条木屋町にあった7坪弱の空きテナントを見つけ、家賃24万円を13万円に値切って借りることになった。このテナントは、以前は世界の下着「ワールドランジェリーショップ」だったらしい。上の階にはキャパクラとゲイバーが入っていた。
お店にドアはなく、シャッターを開けたらすぐ店という八百屋みたいなテナントだった。
ストアデポでポール、ハンガー、レジを買って、ホームセンターで電球を買って、自分でお店を作った。1994年3月10日にその店はオープンした。
店名は「GASP」。看板はなかったのでダンボールにペンキで手書きした。ダンボールの看板は雨に弱く、風で飛んでいった。
商品の値付け方法がわからず、テキトーに自分で付けた。
初めて名刺を自分で作った。100枚で1万円くらいした。1枚100円と思うと、気軽にあげられないなと思った。
休業日、営業時間は日によってバラバラだった。近所の店の人から「営業時間は決めた方がいいよ。お客さんがとまどってるよ」とアドバイスをもらった。
なるべく昼頃にはOPENするように心がけた。
この頃すでに岡部(現東京店マネージャー)にもいろいろ手伝ってもらっていた。
岡部はお嬢様育ちだから、僕の買い付けるやんちゃな服は少し抵抗があったと思うが、なんとか馴染んでいったようだ。
ガレージセールのようなお店は口コミで広がって、その年の12月には1000万円を越える売上げを記録した。
(つづく)
写真は歯茎の上についたカレーを舌でとっているちゅぢゅきさん。
それでは、また明日。
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平成24年09月09日 日曜日号
“中秋の名月”
9月と言えば中秋の名月ですね。キレイな満月を見ることが出来ます。
京都店では、15日?23日まで『中秋の名月』企画として、期間中、5000円以上お買い求めのお客様には、
しつらいの間にて一日先着20名様に御菓子とお抹茶を差し上げます。(京都店のみの特典です)
しつらいのギャラリーの原画も、この期間のみ「月見」をテーマにしたものに変わります。
今回はハッシーセレクトです。
そしてこちらは、9月13日より始まるルコック予約企画。
今回も予約特典として10%OFF!
今季は新作の2wayトートバッグをはじめ、ポップでカラフルな商品を発表いたします。
お馴染みの企画ページも公開いたします。ぜひそちらもごらん頂ければ幸いです。
期間 13日(木)?23日(日)
取扱店舗
SOU・SOU le coq sportif、東京店、選 、net shop
※net shopでは9月13日(木)?24日12時まで受付
※SOU・SOU le coq sportif店のみサンプル展示あり
是非お運びくださいませ。
それでは、また明日。
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平成24年09月08日 土曜日号
“FM大阪”
FM大阪に行ってきました。
「Realize!」という番組に出させて頂きました。
無駄話をしている図。
左はパーソナリティの森さん。右はディレクターの山本さん。
こちらは本番中
森さんはルックスもかわいいですが、とてもキレイな声でした。
うらやましーな。キレイな声。
放送は9月10日(月)の16:00-17:33です。
お時間ございましたら是非。
もう一つお知らせ。
亀屋良長のアイドル職人、藤田怜美さんがJR大阪三越伊勢丹でイベントをされるそうです。
---<藤田怜美のアシエットデセール>------------------------------
日時:9月16日(日)
1.午後2時から 2.午後5時から
場所:JR大阪三越伊勢丹 10階 バンケットルーム
料金:3,150円(税込)
定員:各回20名様
予約:9月1日(土)午前10時よりお電話にてご予約承り。
ご予約、お問合わせ:06(4301)3716 <フードアテンダント直通>
-----------------------------------------------------------------
本人が目の前で作ってくれた御菓子を食べられるそうです。
お時間ある方はぜひ。
それでは、また明日。
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平成24年09月07日 金曜日号
“檀国大学より(2)”
2日目はSOU・SOUのご案内
お昼はツルット・キョウト
その後、傾衣の茶席にてお抹茶を一服
そして僕が某番組の取材を受けている間に、皆さんは京都の手捺染工場、八幡染色さんへ
見学に行って頂きました。
激暑の工場内
工場見学の後は、脇阪さんも参戦してフリートーク。
脇阪本にサインをしてもらいました。
最後に皆で「魚棚」に行って夕食を頂きました。
キーヤンが「あなたがたの国とは政治的にはゴタゴタしているけど、我々はうまくいきそうやな」
と言っていましたが、その通りですね。
日本のことをよく理解して、ちゃんと勉強している外国の人はたくさんいる。
韓国の人でも中国の人でも(もちろんその他の外国の人も)日本が好きで、いい人もいっぱいいます。
わざわざ韓国から勉強のためにSOU・SOUに来られるなんてすごいなと思います。
これからも檀国大学の皆さんと良い関係を保ちながら交流していければいいなと思います。
それでは、また明日。
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平成24年09月06日 木曜日号
“檀国大学より(1)”
5月にお世話になった韓国の檀国大学の皆様が、京都研修ということでSOU・SOUにお越しくださいました。
せっかくなので、キーヤンも見て頂こうと思いZEST御池へ。
皆で
その後、ホテルオークラへ
そして、長楽館へ
ちょっとお茶して
せっかく円山に来たので、素戔嗚尊(スサノオノミコト)様に挨拶をして
キーヤンショップへ
KIZASHI THE SUITE入り口
そして四条木屋町で只今ペインティング中のキーヤンに会いに
皆にいろいろ話をしてくださいました。
いろんな壁画を観て回って、最後に描いている最中の本人に会えて・・・と出来過ぎのタイミングに驚きました。
檀国大学の皆さんも大喜びでした。
最後にキーヤンと一緒に
充実した一日でした。
(つづく)
それでは、また明日。
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平成24年09月05日 水曜日号
“試食”
中島大祥堂さんへお菓子の試食をしに行って参りました。
いろんな焼き菓子を味見し、どんな意匠がほどこせるかを考えます。
調味料の箱がドンと置かれ
何か合いそうなものを選んでみます。
コショウを振ってみたり
七味を振ってみたり
凄い量をかけておられたが
僕も味見してみた。
これは珍味だった。でも、好きな人もいると思う。
お昼に連れて行って頂いたうどん屋
ぶっかけきつねうどんをオーダー
きつねうどんというより天ぷらうどん。これはバカうまでした。
内装と味にギャップがあるお店にまた一軒出会いました。
それでは、また明日。
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平成24年09月04日 火曜日号
“SOU・SOUへの道(15)”
※これまでの「SOU・SOUへの道」はコチラ。
NYに来て2ヶ月目に入った時に「お店をやろう」と思い立って、そこから仕入れをし始めた。
ビンテージから流行モノまで自分の好きなものを中心に買い付けた。
Levi's、CHANEL、Calvin Klein、NIKE、RRL・・・日本で売っていないものやレアものをチョイス。
買い付けする時には、どういう風に接客するかのイメージもすでに出来ていた。
仕入れた商品は橋本さんの事務所に置いてもらっていた。
事務所はブロードウェイとハウストンの交差点にあって、京都でいうと河原町御池のホテルオークラだ。
便利すぎる立地だった。
1ヶ月後には40?50パッキンになっていて、事務所は僕の荷物で山積み状態だった。
今思い返しても、やはり橋本さんがいなければ、今の僕はないなと思う。
そうだ。ストリートビューでNYの懐かしの場所を見てみよう。
これば居候させて頂いたマンション。懐かしい。
マンション近くのブリーカーストリート。ゲイが多い場所だった。
ここが事務所があったビル。一階のDELIでいつもコーヒーを買っていた。
事務所は8Fだった。
ご存知タイムズスクウェア
この辺りに電気屋がいっぱいある。そして、日本人がぼったくりされる事で有名だ。僕もカード被害にあった。
こちらは五番街
おなじみの高級ブランドがズラリの地域。最近ユニクロも出店した。
ストリートビューを見ていたら、ついついいろんなところを見てしまって大分脳みそが充実してきたから、
この辺で止めておこう。
ちなみにこれは事務所近くにあった竹村健一の壁画。
最初見たときはビックリしました。
徳治に話したら、竹村健一を知らなかった・・・。
それでは、また明日。
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平成24年09月03日 月曜日号
“京都新聞”
8月30日号に脇阪さんの記事が載っていました。
本人の写真は撮らないという条件での取材でしたので、代わりにお店をのっけて下さったようです。
SOU・SOU的にはラッキー。
脇阪さん(ハッサンはワッキーと呼ぶ)は、先日68歳の誕生日を迎えられました。
ご自身は、もうそろそろスローダウンしていくご意向なようですが、お客様の反応は
「まだまだこれからのSOU・SOUに期待してまっせ!」
という風潮。
ワッキーには今までよりゆっくりと仕事していってもらいつつも、僕をはじめスタッフはますます倍速で突き進んでいくことを目標としよう。
それでは、また明日。
- コメント
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脇阪さんおめでとうございます!
現代の葛飾北斎になるはずです。
あるいは神坂 雪佳ですね。
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平成24年09月02日 日曜日号
“卒業”
先日AKB48は前田敦子が大々的に卒業し、日本中の話題をさらっていましたが、SOU・SOUでは8月末で事務所スタッフの岩(ガン)がひっそりと卒業しました。
前田敦子より2年長い丸9年の間がんばってくれた。
彼女とはいろいろあったが、本当によくついてきてくれたと思う。
SOU・SOU東京店オープニングスタッフを募集して誰も集まらなかった時代から、大手企業からオファーをもらえるようになった今日まで、ケチョンケチョンに怒られ続けながらもなんとか耐えて続けてきた。
前田敦子同様、途中辞めたいと言われた時もあったが、中京区の秋元康と呼ばれる僕はしらばっくれていた。
スタッフに「今までで一番辛かったことは?」と聞かれて「若林さんに面と向かって『お前のことキライや』って言われたことです」と答えていた。
「お前のことキライや」なんて、僕も愛情あるセリフを言ったものだ。
僕が部下を注意する時というのは、ミスをした時あるいは自分に都合の良い報告をしようとした時がほとんどだと思う。
その時も多分「そういう報告の仕方をするお前のことがキライや」と言ったのではないかと思っている。
つまり、キライと言ったとしてもその人そのものがキライという意味ではない。
それに9年間も一緒にいたら夫婦でも一度や二度は「アンタなんかキライ」と言われるもの。僕なんかつい最近もカミサンにそう言われたばかりである。
まーそれにしても辞めると決まってからの数ヶ月の仕事っぷりは大したもので、何でもっと前からこうしてくれへんかったんやと思ってしまうほどだった。そういうものかもしれませんが。
岩(ガン)はこれから一人で地元・岡山で仕事をしていくとの事ですが、何かあったらまた手伝ってもらおうと思う。
SOU・SOUなんてまだまだこれからの小さな会社ですが、その始まりから全てを知っている貴重な一人です。
ロゴデザイン、テキスタイル配色、ネーミング、パターン出し、生産管理、販売etc.
がむしゃらに9年間走ってきた彼女のもっている技術と経験は、とても価値があるはずである。
是非これからも岩(ガン)ばってほしい。
おつかれさまでした。
それでは、また明日。
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平成24年09月01日 土曜日号
“脇阪本”
先日発売された脇阪本。重版が決定したそうです。
おめでとうございます。
出版の御祝にと、亀屋良長さんから上用饅頭を頂ました。
本の表紙にちなんで、御名は「菊づくし」
中はこんな感じ
亀屋さんの気持ちが詰まった御菓子です。大切に頂きました。
そして、本日から9月。
「SOU・SOU×シエスタによるシエスタニメーション 秋」が完成です。
今回も良い仕上がりです。(シエスタニメーションはコチラ)
次回は12月にお届けする冬バージョン。
お楽しみに。
それでは、また明日。
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平成24年08月31日 金曜日号
“味平(122)<点邑/葉月のお弁当>”
8月のお弁当は
うなぎ寿司でした。
いつもハイクオリティです。
こちらは先日うかがった麩嘉さんの「水の会」。
おいしい水割りウイスキーを飲む会だそうです。
僕は飲めませんが。
和笑の小堀さんに誘われて
いい感じで出来上がっておられます。
木村さんも
さすが麩嘉さんですね。大勢の人が来られていました。
聞くところによると、NYにもお店を出されたそう。
こちらもさすがです。
最後に一つお知らせを。
先日放送されたNHKワールドが9/4(月)に再放送されるそうです。
担当ディレクターの方曰く「NHKの中でも反応が良く、海外からも評判も良かった」のだそう。
前回見逃された方、よろしければご笑覧ください。
それでは、また明日。
外国から日本に勉強されに来られるのに、日本人は日本の事を学ぼうとしない人が多くなりましたね。
だから持っていかれるんですよ。
日本の事を学ぼうとしないから外国に対しても自信が持てないのだと思います。
敬愛する若林先生、脇坂先生、橋本様、木村英輝様、そしてSOU.SOUの皆様と八幡染色の皆様、この度は本当に大変御世話になりました。いつもありがとうございます。また、近いうちに素敵な皆様にお会いできる日を心から待てます。これからも宜しくお願い致します。良い週末を。
ユゥ ヒナ拜上。