一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

平成25年01月01日 火曜日号

“元旦”

新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
新しい年のはじまりは、すがすがしく背筋がピンとします。
元旦には今年の目標も立ててみたいものです。
というようなのんびりした事も東京スタッフはしていられません。
東京店は本日から営業しております。
もしお時間がございましたら是非お運びくださいませ。
東京店スタッフ一同お待ちしております。
ここで一つお知らせがあります。
今年の2月末をもちまして、SOU・SOU東京店を閉店致します。
同じく2月下旬(詳しくは未定)にSOU・SOU選青山店も閉店致します。
そして3月4日に2店舗を合体させたお店を青山にグランドオープン致します。
今回は路面店です。
今までよりも満足して頂けるお店を作りたいと思っています。
ご期待下さい。
残された2ヶ月の間に是非見納めにお越し下さいませ。
宜しくお願い致します。
20121229-wakabayashi.jpg それでは、また明日。

ルソンの壺ほぼ日

コメント
  • 私のSOU・SOUさんとの出会いは、東京店でした。
    今ではほとんど行けないのですが、岡部店長には今でもお葉書をいただいています。出会いをありがとうございます。終わりは始まりでもあるんですね。また、新しいSOU・SOUさんを楽しみにしています。

    金沢のK. 平成25年01月01日 05:48:45
  • コメント有難う御座います。10年の節目でヴィーナスフォートを卒業します。次は路面店なので商業施設とはまた違ったサービスも出来るかと思います。機会が御座いましたら最新のSOU・SOUへもお運び下さいませ。

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平成24年12月31日 月曜日号

“大づごもり”

本日は大つごもりです。
一年の締めくくりですね。
無事一年を終えられることに感謝です。
20121226-nitiniti02.jpg 「日々是好日」
禅語です。
どんな一日でも良い一日です─というような意味ですが、僕はこの言葉が好きです。
一年を振り返る時に必ず思い出します。
今日は18時まで仕事して、皆に挨拶をして、家に帰って晦日そば食べて、紅白でも観るかな。
今年は今までで一番充実した一年でした。
たくさんのお客様に支えて頂いている事に、スタッフ一同本当に感謝いたします。
ありがとうございます。
しかし来年はさらにパワーアップしたSOU・SOUをお楽しみいただきたいと思っておりますので、どうぞご期待くださいませ。
今年一年間お世話になりました。
皆様良いお年をお迎えくださいませ。
20121229-kinran.jpg それでは、また来年。

ルソンの壺ほぼ日

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平成24年12月30日 日曜日号

“望年会(2)”

ここは、京都桂離宮のすぐ近くにある中村軒のそば屋さん「隆兵そば」。
20121226-IMG_0381.JPG そば懐石コース
20121226-IMG_0382.JPG 20121226-IMG_0383.JPG 20121226-IMG_0384.JPG 20121226-IMG_0385.JPG 20121226-IMG_0386.JPG 20121226-IMG_0387.JPG 20121226-IMG_0388.JPG 20121226-IMG_0389.JPG 20121226-IMG_0392.JPG 20121226-IMG_0393.JPG 20121226-IMG_0394.JPG 20121226-IMG_0395.JPG 20121226-IMG_0396.JPG こうやって見るとたくさんの品数ですが、1つ1つが少量なのでお腹がいっぱいになりすぎない。
この日は辻村さん(ハッサンは辻やんと呼ぶ)、脇阪さん(ハッサンはワッキーと呼ぶ)と望年会でした。
毎年ちょっとずつSOU・SOUが成長しているのがとてもうれしく幸せだ。
会社は大きくならなくてもいいが、仕事の質はもっともっと上げていけたらいいなと思う。
三人が良い関係で10年間仕事が出来たことにも感謝です。
明日は大つごもり。
それでは、また明日。

ルソンの壺ほぼ日

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平成24年12月29日 土曜日号

“望年会(1)”

エレファントの平井社長、サウンドロゴクリエイターの原田と三人で望年会。
サウンドロゴクリエイター原田は、来年ブレイクしてもらわなければいけないので諸々打ち合わせ。
平井社長は、キーヤンショップを拡充されるそう。楽しみです。
ところでこの日は平井社長の誕生日だった。
20121226-IMG_0337.JPG お店からシャンパンがサービスされた。なんでも東京タワーと同じ生年月日だそう。
この会は平井さんのおごり。パイセンには甘えるようにと教育されてきたので、遠慮なくご馳走になった。
20121226-IMG_0347.JPG 20121226-IMG_0348.JPG 20121226-IMG_0360.JPG 20121226-IMG_0363.JPG この人はパッと見ただのヤーさんに見えるが、とても人情のある方だということがわかってきた。
20121226-IMG_0354.JPG 20121226-IMG_0358.JPG 同級生の原田が高校の時から慕っていたのもわかる気がする。
そう言えば、キーヤンが今年大ブレイクしたのは、この方の影の功績が大きいのではないかと思う。
これからも何かとお世話になると思いますが、宜しくお願いします。
<お知らせ>
5月13日に放送された「ルソンの壺」が来年1月3日(木)9:35?再放送されるそうです。
20121228-ruson_tsubo.jpg 関西地域のみですが、宜しければご笑覧ください。
それでは、また明日。

ルソンの壺ほぼ日

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平成24年12月28日 金曜日号

“理由あり足袋下セール&タオル情報”

今年も理由あり足袋下セールを行います。
20121227-121227wakeari.jpg
20121227-f_maikohan_aka.jpg 20121227-f_shimobashira.jpg ちょっとした編みミス等がありますが、履いて頂く分には全く問題ありません。
1足315円です。
netshopのみでの販売です。
数に限りがございますので、予めご了承下さいませ。
もう一つ、お知らせを。
千趣会マンスリークラブからこんなものをリリースします。
20121226-towel.jpg ハンカチサイズの愛媛県今治産タオルです。
毎月380円で新柄が送られてきます。
よろしければコチラからお申し込みください。
SOU・SOU店頭およびnetshopではお求め頂けませんのでご了承くださいませ。
それでは、また明日。

ほぼ日

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平成24年12月27日 木曜日号

“SOU・SOUへの道(37)”

※これまでの「SOU・SOUへの道」はコチラ
以前にも書いたが、SOU・SOU京都店の場所はわかりづらかった。
冬のある平日の夕方、お店に一本の電話があった。
「そちらのお店はどうやって行けばいいですか?」
中年位の女性の声だった。
「どちらからお越しですか?」
「京都駅からタクシーで行きます」
「あ、そうですか。それでは“御幸町御池を上がったところ”と運転手さんに伝えてください。そこに真っ黒なビルがありますので、その3階です。エレベーターは2階からですのでご注意下さい。」
「わかりました」
一旦電話を切った。
車で20分もあれば着く距離なのに、30分経っても1時間経っても現れない。
さらにしばらくした頃、「はー、やっと見つけた」と言って二人の母娘連れが入って来られた。
二人は少し雨に濡れていた。
「いらっしゃいませ。ひょっとして先ほどお電話頂いたお客様ですか?」
「はい、そうです。ちょっと迷ってその辺でぐるぐる歩いてしまいました」
「すみません。上手く説明出来ていなくて」
店内の地下足袋をいろいろ見られて、娘さんが貼付地下足袋TA-I-RU(今は廃盤)をお買い上げになり、そのまま店を出ようとエレベーターボタンを押された。
20121226-IMG_0401.JPG <懐かしの貼付地下足袋TA-I-RU>
窓の外を見るとまだ雨が降っていたので「ちょっと待ってください」と言って、不要なビニール傘を差し上げた。
そして「今から京都観光ですか?」と訪ねたら、「いえ、もう帰ります」とおっしゃった。
「どこからお見えですか?」
「北海道です」
「えー!北海道からわざわざですか?ひょっとして地下足袋を買いにですか?」
「そうです」
「せっかくなのでよかったら、少し京都観光でもされては如何ですか?時間ありませんか?」
僕は申し訳ない気持ちになって、ついその母娘にそんな事を言ってしまった。
しかし観光はまた今度にということで、そのまま空港に向かわれた。
そんなことならタダで差し上げてもよかったな─という気持ちになった。
この時に「もうSOU・SOUは路面店にしよう。わかる人だけ来てくれれば良いという尖った洋服屋みたいなスタンスは、SOU・SOUには向いていない」と強く思った。
そこで、まず旗だけ作って仮設オープンしていたSOU・SOU足袋の場所をSOU・SOU伊勢木綿としてリニューアルオープンし、SOU・SOU足袋は現在のお店の場所に移転リニューアルオープンすることにした。
それまでSOU・SOUがあった場所をどうしようか考えた。
ビルの3階にあって、広々とした空間を生かすには何がいいか?─と考えたとき家具屋が頭に浮かんだ。
ちょうど上の階には辻村デザイン事務所もある。
場合によっては家具のオーダーも出来るしちょうどいいな。
という訳で、SOU・SOUしつらいというカテゴリーを作って、家具・インテリア雑貨の店にすることにした。
(つづく)
それでは、また明日。

ほぼ日

コメント
  • はじめまして、自転車男です。
    北海道からの母娘、めだすはSOU・SOU。
    気持よくわかります。
    私しも、めだすは、SOU・SOU。 奈良から車に自転車積んで二条城付近から自転車でお店に、どこにもよらず帰宅。こんな感じでお店におじゃましています。
    自転車仲間の忘年会では、ポンチョを着ている女子もいましたし、教えてもらったSOU・SOUへ行ったよ!と言う女子も、ビンゴで提供したあっちグローブ等を当ててこれほしかってんとテンション上がりパなしの女子も!  次回は、取り置きを29日お店に!   

    自転車男 平成24年12月27日 02:51:23
  • 自転車男さま
    コメント有難う御座います。
    いつも遠路はるばる申し訳ありません。わざわざ来ていただいてガッカリされないようにこれからも努力してまいります。宜しくお願いいたします。

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平成24年12月26日 水曜日号

“名入れ手ぬぐい”

京都御所のすぐ横にあるスリーマスト京都さんと初めて打ち合わせしたのが3年前。
名入れ手ぬぐい、ようやく形になりました。
20121225-image_121222naire-tenugui.jpg 今までもたまにお客様から「名入れ出来ますか」とのお声を頂戴しておりましたが、これでやっとお受けすることが出来ます。
SOU・SOUオリジナルフォントも作りましたので、よろしければどうぞ。
手ぬぐいひめ丈くびまき絞り手ぬぐい等も可能ですので、是非ご検討ください。
評判が良ければ今後は風呂敷等もやってみようと思っています。
そして、本日より京都・東京各店舗、netshopにて一部SALEを行います。
sale.jpg
ちょっとしたキズモノ等も合わせてお値打ち価格でご提供いたします。
是非お運びくださいませ。
それでは、また明日。

ほぼ日

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平成24年12月25日 火曜日号

“お菓子とヤミ千家のお茶”

ありがたいことに、いろんなお菓子を頂戴します。
この日もちょっとレアなお菓子を頂きました。
聚洸さんのもの。
「聖夜」という御名のきんとん
20121224-IMG_0250.JPG わらびもち
20121224-IMG_0263.JPG どちらも大変美味しゅうございました。
美味しいお菓子には美味しいお抹茶を。
着衣の隠し球、本間に点ててもらった。
20121224-IMG_0269.JPG 20121224-IMG_0270.JPG 20121224-IMG_0258.JPG 本間はまだお客様の前で点てたことはないのですが、そろそろデビューしてもよさそう。
細かな部分はまだまだと思いますが、彼女なりのほんわかしたよさがある。
それよりも、下手でもなんでもいいから一生懸命点ててお客様に楽しく召し上がって頂くことが
SOU・SOU流ヤミ千家のお茶だ。
これから頑張ってもらいたい。
それでは、また明日。

ほぼ日

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平成24年12月24日 月曜日号

“日進ゴム&丸五”

年に一度この時期に京都で会う男性がいます。
日進ゴムの植田さん(左)。先日の「SOU・SOUへの道(34)」に出て来た方です。
今年は丸五の守谷さんも一緒に(右)。
20121221-IMG_0305.JPG たまにゴルフやマージャンをするほど仲が良いそう。
しかし、僕からしてみればライバル会社の幹部二人とこうやってお話しをするのはとても不思議な気分。
でも、こういう関係はいいもんだなと思いました。
会社は違えど、地下足袋を盛り上げていきたいと思う気持ちは皆同じ。
これからもがんばっていこうと思う。
それでは、また明日。

ほぼ日

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平成24年12月23日 日曜日号

“パッケージ”

亀屋良長さんの新パッケージが出来上がりました。
一口サイズの羊羹「季の菓」
20121221-0W0A6910.JPG クリアできれいなお菓子を生かしたパッケージ。
手前のは「旅立ち・富巳」、2番目のは「寒紅梅・寿ぎ」と御名も素敵です。
(後ろの2種はまだサンプル段階のものです)
手作り最中「竹あそび
20121221-IMG_0127.JPG 竹のデザインです
真っ白な御干菓子セット「雪こんこ
20121221-IMG_0135.JPG クリスマス用のパッケージですね
棹菓子2種「迎春菓詰合せ
20121221-IMG_0121.JPG 「松は松らしく」「寒紅梅」の柄を使ったポップなパッケージ
これからもいろんなパッケージを作っていきます。
もちろんお菓子も作りますよ。お楽しみに。
それでは、また明日。

ほぼ日

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平成24年12月22日 土曜日号

“今週の写樂<社内編(39)>”

今週の写樂<社内編>は新人、増本一十三(ひとみ)。
20121221-0W0A6224.JPG 以下はデータ。
生年月日 :1970年代12月12日
血液型 : B型
趣味 : 読書、片付け、大雑把に出来る手作業
好きな食べ物 : 玄米、味噌、納豆、チーズ、豆乳ヨーグルト、チョコレート、夫が作る自家製天然酵母のパン
好きな男性のタイプ : 風通しがいい人
身長 : 158cm
特技 : 片付け、整理整頓
休日にしていること : 家族でのんびり過ごす
欲しいもの :SOU・SOUで働き始めてから、欲しいものは特にないです
入社を機に一家で京都に引っ越してきた彼女。二児の母です。
今はいろんな店舗に入ったり、netshopを手伝ったりと大変だと思うけど、早く慣れてもらいたい。
皆様、どうぞよろしくお願い致します。
それでは、また明日。

ほぼ日

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平成24年12月21日 金曜日号

“マジメかっ!”

ヤテの12月5日の日記
20121220-DSC_2482.JPG ルコックに入ってみましょう
20121220-DSC_2485.JPG 20121220-DSC_2488.JPG 奥の小部屋に入ってみましょう
20121220-DSC_2489.JPG かけてある手ぬぐいもバッチリ
20121220-DSC_2490.JPG 映りこんだハッサンの顔はぼかしてあります
20121220-DSC_2487.JPG ミラー越しに映りこんだスタッフの顔もぼかしてあります
20121220-DSC_2493.JPG たまたま置いてあった一般の某中年男性のパネルの顔までも
20121220-DSC_2496.JPG 20121220-DSC_2497.JPG ぼかしてあります
20121220-DSC_2499.JPG マジメかっ!
それでは、また明日。

ほぼ日

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平成24年12月20日 木曜日号

“ほぼ日”

脇阪さんとイラストレーターの福田利之さんの対談が、昨日より「ほぼ日刊イトイ新聞」に出ています。

脇阪さん大人気!
もっともっと脇阪さん、その仕事、哲学が広まっていけばいいなと思います。
テキスタイルデザイナーを目指す人々必読の3DAYS!(そうじゃない人でも可)
僕も楽しみです。
それでは、また明日。

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平成24年12月19日 水曜日号

“岡山より”

制服を中心に作られている日本被服株式会社の方と打ち合わせ。
20121218-DSC_1120.JPG 創業文久3年(1863年)の老舗です。
1000校以上の学ラン、セーラー服を作っておられるそうです。
「僕が着られるセーラー服ありますか?」
と冗談で聞いたら
「ありますよ。サンプル送りましょか?」
とまじめに言われたので
「いや、けっこうです」
と断りました。
僕の手元にあるこの袋
20121218-DSC_1129.JPG この工場さんのオリジナル飴です。
志望校合格祈願のボタン飴と
20121218-IMG_0204.JPG 恋愛成就第二ボタン飴
20121218-IMG_0206.JPG 味はフツーですが、第二ボタン飴というのがユニークです。
さすが制服工場。
パッケージを変えたら、売り場次第ではヒットするかも。
ヒマがあったら考えてみよう。
それでは、また明日。


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平成24年12月18日 火曜日号

“打ち上げ”

造形大の「貫頭衣展」は、おかげさまで無事終えることが出来ました。
20121217-IMG_0185.JPG 20121217-IMG_0186.JPG 閉店後は傾衣前のとみ寿司で打ち上げ
20121217-IMG_0222.JPG 20121217-IMG_0225.JPG 20121217-IMG_0229.JPG 展示商品の約80%が売れたみたいです。
残った20%にはそれなりの理由があり、学生達もだいたいわかっていると思います。
もう一度やれば商品MDのピントも合って、きっと95%以上の消化率になると思います。
しかし、もう一度がないのが人生なのだ。
「作品が売れなかったから打ち上げに行きづらい」という理由で参加しなかった学生がいたそう。
テナント募集の物件に突如出現した展示販売会場で、1週間の期間内に売れなかったからって何の問題でもない。
だいたい、売れようが売れまいがそんなことは結果であって、プロでもない学生達が本来気にすることではない。
作品制作を一生懸命やったかどうかこそが問題なのである。
授業中にそこのところを伝えなかったのが悪かった。
もし次があれば、わすれずに伝えよう。
いずれにせよ、今回もいろいろ勉強させてもらった。
いつもサポートしてくださっているW中山先生には感謝です。
それでは、また明日。

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コメント
  • 素晴らしいですね。
    消化率が80%てすごい事です。
    経験できる学生が羨ましい限りです。

    シーモーネーター 平成24年12月18日 09:46:25
  • 確かにすごいですよね。本当に
    学生は羨ましいです。

  • 作品が売れなかったで,打ち上げ参加しないのは、ちょっと悲しいですね。次からはちゃんと伝えてあげて!
    今の若い子はちょっとした事で落ち込んだり、極端な話、内定とれなくて命を落としたりする。ウチの娘もまだ未定。若い子はパワーもあるがしぼみやすい,その手助けをするのが大人の役目ですね、むずかしいっすよ?!
    なんだかんだ言っても私も学生がうらやましい

    尾張屋リリー 平成24年12月20日 11:36:12
  • 社会に出ると逃げることすら出来ないですからね。
    全てを受け止められてこそ人は成長するんですね。

    ジョーダン 平成24年12月20日 17:26:39
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平成24年12月17日 月曜日号

“美の壺”

19日(水)午後7時30分?NHKBSプレミアム「美の壺」でSOU・SOU足袋が紹介されます。
写真は撮影の様子
20121213-DSC_0689.JPG 20121213-DSC_0659.JPG 20121213-DSC_0664.JPG インタビュー収録中ということで閉め出されているトクジとヨシザキ
20121213-DSC_0668.JPG 30分の番組で、一番最後に紹介して頂けるそうです。(多分ほんの少しだと思います)
ちなみに再放送の日程は以下のとおりです。
23日(日)午前4時30分?NHK総合テレビ
25日(火)午前11時00分?NHKBSプレミアム
確かブーツ特集だったと思いますが、SOU・SOU足袋10枚コハゼをブーツとして取り上げて下さいました。
まーどんな風に取り上げて頂いてもありがたいものです。
多分放送後に「ヒール付きはないの?」というお客様からの声が出ると思います。
今までも散々言われ続けてきましたが、基本的にヒール足袋を作る予定はありません。
ヒールがどうこうというわけではないのですが、地下足袋本来の機能がない、見た目だけのものはちょっとウソっぽい。
そして、地下足袋工場の職人さん達もあまり作りたがらないと思います。
でも、少し踵が付いたものは今後作っていきたいと思います。
ご高齢の方にとっては、フラットなのはとても履きづらいそうなので。
地下足袋は健全に発展していくようなモノづくりを今後も心がけていきたいと思います。
写真は、京都駅八条口下りエスカレーターにある大村昆ちゃんの看板
20121213-016.JPG ちょっと写真が変わりました。
それでは、また明日。

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コメント
  • 勝手な意見ですが、北陸仕様の足袋があったらいいと思います。ゴアテックスさんとコラボしたような。融雪で道路がベトベトなので、防水足袋でもちょっと冬はムヅカシイ。服はSOU・SOUなのに、足がキマリマセン。

    金沢のK 平成24年12月17日 05:36:29
  • わかりました。北陸対策を考えてみます。しばしお待ちを。

  • 素敵!ゴアテックスの生地なら!お山も安心して軽やかに登れそう。北陸在住ではないですが、私も楽しみにしています。

  • ゴアテックスという生地はどこでも縫えるわけではなく指定工場があります。縫い目の裏に止水テープを貼れないといけないからです。なので地下足袋工場では扱えないんです。山登り対応の防水地下足袋は今の工場背景では出来ないような気が・・・。

  • 美の壺偶然見ました!!ナレーターのような声ですね☆先日ずっと憧れていた伊勢木綿の着物をやっと注文して届きました♪初、自分サイズ!すごく可愛い☆これからもキモノの販売続けてください。よろしくおねがいします!

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平成24年12月16日 日曜日号

“社員の対応”

17年くらい使っていたドコモからauへ乗り換えました。
となりにあるのはバッテリーです。
20121213-DSC_2466.JPG テキスタイルカバーはSO-SU-U濡羽色
20121213-DSC_2468.JPG とうとう今までの携帯が壊れてしまったのです。
まーそれはいいのですが、auの店頭でドコモに電話をし、解約の旨を伝えました。
ネットでも誰かが書いていましたが、さすがドコモの方は良い対応をされます。
こっちが申し訳ない気持ちになりました。
最終的にiPhoneを選んだのでキャリアを変えなければいけなかったのですが、その対応はとてもいい勉強になりました。
僕はすっかりわすれていましたが「貯まっている13000ポイントは奥様の方に移行させて頂きますのでご安心ください」と言われた。
この「ご安心ください」が良いなと思った。
電話窓口の方は、会社の印象を決定する大切なポジション。SOU・SOUも努力せねばならない。
ところで、メールアドレスが変わりましたが、めんどくさくて社員以外誰にも知らせていません。
もし至急必要な方がおられましたら、ショートメールでお知らせくださいませ。
それでは、また明日。

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平成24年12月15日 土曜日号

“SOU・SOUへの道(36)”

伊勢木綿はややこしかった。
思うように染まらない。
初めに50反染めたら、内35反がB反になるという状態だった。
そして生地も織りキズがとても多い。さらに生地の横糸が斜行している等々。
現在流通している生地をベースに考えると問題だらけだった。
しかし、ある時気がついた。これが伊勢木綿だ。
主人の臼井さんも昔から何も変わらずただ織っているだけ。
機械は、トヨタも欲しがる100年前のトヨタ式織機。
伊勢木綿を現代の基準に引き上げようとするのではなく、そのままを現代でどう生かすかが大切なのだと思った。
※これまでの「SOU・SOUへの道」はコチラ
幸い染め工場さんの努力もあり、染色については半年後くらいに概ね上手くいくようになっていた。
織りに関しての問題は存在しないことにした。
100年前の織機は、現役で動いていることがある意味奇跡だ。
(ただ、キズが出たらその分だけ赤伝は切らせてもらうのだが。)
多少のキズは、ご飯でいうところのおこげだと思うことにしてみた。
その頃の臼井さんの悩みは、売上げ、後継者、機械の老朽化等いろいろあったと思うが、その理由の一つに(ひょっとしたら今は多少変わっているかもしれないが)伊勢木綿の知名度の低さというのが考えられた。
確かに伊勢木綿は僕も知らなかったし、周りの人も誰も知らなかった。
臼井さんの話によると、地元の人も知らないのだという。(極端な話、町内の人ですら知らないらしい)
いくら良いものを作っても、誰も知らなければ残っていけない・・・。
SOU・SOU伊勢木綿という店名は、そういうことから名づけました。
店名にしてしまえば、いろんなメディアの取材を受けた時に「伊勢木綿」という名前が表に出る。
たとえショップ紹介だけの小さな記事でも、伊勢木綿という文字が表記される。
そうやって少しづつでも啓蒙活動するしかないなと思ったのだ。
写真は、当時山田節子さんに頂いた本の1ページ
20121213-DSC_2475.JPG 「現代との出会いを待っている伝統の技」
僕には「SOU・SOUとの出会いを待っていた伝統の技」と読めた。
それでは、また明日。

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平成24年12月14日 金曜日号

“和装用?の車”

臼井さんのHPで知りました。こんな車が発売されたんですね。
20121213-nissan_hp.jpg NISSAN SHILPHY
和装の人が乗り降りしやすいシート。
足をそろえて美しく乗り降りしたい方にもオススメだそう。
この発想は日本らしい。
アメリカの車屋は、100年経ってもこんなことしないだろう。(わからんけど)
僕は以前から「日常で着物を」と言うのならば、いろんな周辺アイテムをアップデートしなければいけないと言ってきた。
車が普及したのならアクセルが踏める草履を作るとか(地下足袋を履けばいいだけの話なのだが)、草履で踏めるアクセルを開発するとか。(草履で運転不可という法律がある前提ですよ)
バイクや自転車だって同じです。和装で乗れるバイクを作るか、バイクに乗れる和装を作るか。
この車が売れることによって、そういったところまで発想がいけば面白いけど、無理かな。
それでは、また明日。

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平成24年12月13日 木曜日号

“SOU・SOUへの道(35)”

※これまでの「SOU・SOUへの道」はコチラ
前にも書いたが、僕は以前ビンテージ・ジーンズマニアであった。
501XXがあれば何もいらないと思っていた。
ビンテージをはかなくなってからも、ジーンズは好きでよくはいていた。
SOU・SOU足袋を作ったときもジーンズに合わせて履いていた。
接客の時にも「ジーンズに合いますよ」と言っていた。
しかし、ある時気がついた。
「どこの服屋の店員も言っているセリフだな、これは」
スニーカー屋も革靴屋もサンダル屋もセーター売り場もジャケット売り場も、皆が口をそろえて「ジーンズにも合いますよ」と言う。
どの店もそのセリフを常套句としているのだ。
その日から接客で「ジーンズにも合いますよ」と言うのを止めた。
そして、SOU・SOU(コラボを除く)では、ジーンズ等のカジュアルウェアを作るのを止めて、やはり地下足袋に本当に合う衣類を作っていこうと決めた。
まだ特に興味がある訳ではなかったが、「この先和装を避けて通ることは出来ないな」と覚悟した。
手始めにデニムを使って着物でも作ってみた。
今ではどこでもやってるベタな手法だ。
しかし僕の場合、ヘリンボーンツイル、ループ染ムラ糸デニム等、岡山産生地を使ってビンテージテイスト満載にしていた。
その時、そばにいて下さったのが室町の異端児、呉服界のピーコこともりたもとこさんだった。
僕は着物の知識ゼロだったが、もりたさんと話をしているとおもしろかった。
もりたさんはギャルソン等のモード服が大好きだったが、ある日着物のおもしろさに目覚めてどっぷりはまったのだそう。
着物を楽しんで着ているという時点で、呉服業界の人とはすでに輝きが違っていた。
そんな訳で、もりたさんと一緒に着物や周辺グッズを楽しみながら作った。
ある日、脇阪さんが東京生活研究所のディレクター山田節子さんという女性をSOU・SOU京都店に連れてこられた。いろいろお話を伺ったあと、ついでにデニムで作った着物の試作品を見せてみた。すると
「こういうものをつくるなら、あなた伊勢木綿って知ってる?すごくいいわよ。紹介するわ」
と言って、その場で携帯を取り出し電話をされた。
「もしもし臼井さん、山田です。今京都にいるんだけど、おもしろいものを作っているSOU・SOUという会社があるの。若林さんていう人なんだけどちょっと会ってみたら?」
という訳で、三重県津市に出向くことになり、伊勢木綿と出会った。
「これはいい」直感的にそう思った。
そして、話をきいてるうちに伊勢木綿は残さねばいけない伝統だと思い、それまで企画していたデニムの着物を全て中止して、伊勢木綿に切り替えた。
(つづく)
写真は、小学生の時から憧れているランボルギーニとBAMBIを着た某との2ショット。青山通りにて。
20121212-022.JPG それでは、また明日。

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