SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“はじめまして/鍵和田 安奈”
4月よりSOU・SOUの一員となりました、鍵和田 安奈(かぎわだ あんな)と申します。
出身は北海道札幌市です。日本の歴史や伝統文化に触れ合える京都に憧れ、4年間京都の大学に通っておりました。
専攻は神学で、日本のキリスト教の歴史などについて学んでおりました。
小さいころから絵や漫画を描くことが大好きで、絵を描けるスペースを見つけると勝手に手が動いてしまうほどです。
小5のころに時代劇にドハマりし、その世界観を自分でも描きたくなりました。
しかし、いざ描いてみようとすると着物の構造がよく分からず、なかなかうまく描けませんでした。
着物を知るには着てしまうのが一番早いと思い、着るようになりました。
これを機に日本の伝統文化に興味を持つようになりした。
こちらは着物を着始めた中学生のころの写真です。
撮影地は地元北海道の小樽市内です。レトロな街並みが好きで父とよく行っておりました。(ちなみに足元の猫はとても人懐っこい、通りすがりの猫です。)
日本文化への興味は留まるところを知らず・・・お茶、合気道、お習字の稽古に励む日々を送ってました。
そして更なる進展を求め、北海道を出て京都の大学に進学した次第です。
大学3回生の時、「着物お洒落プロジェクト」という講義があり、これは面白そう!とすぐに飛びつきました。
そこで出会ったのが柾木良子先生です。
プロジェクトの中で浴衣について調査する課題があり、柾木先生のご紹介で若林さんにインタビューをさせていただきました。
「和装を日常の服装としての選択肢の一つに」、「日本の伝統産業を盛り上げたい」などと熱く語る若林さんのお話を聞き、私自身も熱いものがこみ上げてきました。
和装離れが進む昨今において、和装はもっと気軽に楽しめるものだと伝えたい。また、日本に受け継がれてきた素晴らしい技術が廃れてしまうのはもったいない、という自分の思いとリンクしたためです。
そして「この方のもとで働きたい!!」と瞬時に思いました。
その決定的瞬間がこちら・・・
写真の引用元:「一日一駄話」平成28年05月30日月曜日号
左側で「シェーッ!」のポーズをされているのが恩師柾木良子さんです。
真ん中におりますのが当時大学3回生の私でございます。
大爆笑しておりますが(笑)・・・、この時の出会いが全ての始まりでした。
当時はこうして毎日楽しくSOU・SOUで働かせて頂くことが実現するとは、思ってもいませんでした。
不思議に感じながらも、非常にうれしい気持ちでおります。
まだまだおぼつかないところがございますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。