SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“花月之式(かげつのしき)/中村 奈緒子”
4月も終盤にさしかかりました。大型連休の予定を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
先日、お茶のお稽古で「花月之式(かげつのしき)」という『七事式(茶道の修練のための七つの作法)』の一つを体験しました。
この日は、祖母ののこした紺色の紬の着物で参加。
花月之式(かげつのしき)とは・・・
五人一組で札を回し、花の札をとった人はお点前、
月の札をとった人はお茶をいただくといったゲームのようなもの。
これが4周します。
2巡目で・・・お茶をいただく役(主客)に。
4巡目で・・・お茶を点てる役(亭主)に。
緊張しましたが、落ち着いてお点前することができました。
普段なかなかできないお稽古ができ、貴重な体験となりました。
この日は、4月初旬の花冷えの日。
着物の上には「きさらぎ」を羽織りました。かばんは「道行小筥」を。
おしゃれの幅を広げてくれるアイテムです。
(中村)