SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“お茶碗/廣秋 優里”
年末年始、祖母の家に遊びに行ったときに懐かしいものが出てきました。
私が高校生の時に授業で作ったお茶碗。
作ったことさえも忘れて、数年間祖母の家で眠っていたようです。
当時の私は、茶道のさの字も知らず、[お茶碗=ご飯を入れるもの]という認識でおりました。
出来上がったお茶碗で美味しいご飯を食べるところを想像しながら土をこねていたなぁ、、
と記憶しております。
授業の作品なので裏をむけると出席番号と名前が書いてある、、というのもなかなか良き感じです。
おばあちゃんの家で眠っているのももったいないので京都に持ち帰り、通っているお稽古場で一服点ててみました。
まさか自作のお茶碗にお茶を点てる日が来るとは・・・! 高校生の自分に教えてあげたいです。
昔の私が残した財産だと思い大切に使っていこうと思います!
(廣秋)