SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“ねむの木”
こんにちは。
寒い日々が続きますね。
新しい年が、もう近くまできています。
さて、家もぬくぬくで心地良いのですが
休日は朝から出掛けたくなります。
垢がついたような表現ですが
やっぱり新しい出会いと発見があるからです。
先日、静岡県にある「ねむの木村」に訪れたのでご紹介します。
ここには ハンディキャップを持った子供たちが学ぶ学校があります。
女優 宮城まり子さんによって創設された、小さな学園です。
のどかな山道を、少し歩いたところにあるのは美術館。
それが「ねむの木こども美術館」です。
建築家 藤森照信さんの設計で、天然木材が使用されて出来た
どんぐりの形の可愛い美術館なのです。
写真を見ていただくとお分かりかと思いますが
傾斜という立地条件のもと建てられたためか、不思議な構造で
階段やスロープを登ったわけではないのに
いつの間にか1階から2階に上がっていて
最後にエレベーターで下へ降りる という順序で
鑑賞出来るようになっています。
展示された子供たちの絵画は
一つ一つがキラキラと輝いていて、胸が熱くなりました。
館内の方が「ぜひ学園内もどうぞ」と案内してくださったため
学校にもお邪魔しました。
数名の子供達が側に歩いてきてくれて、挨拶をしてくれました。
この日は、太陽が照ることもなく
気温も低くて 風も冷たかったのですが
私達の心はポカポカでした。
また みんなに会いに行きたいと思います。
さて、最後になりましたが 今年も残すところあとわずか。
一年間どうもありがとうございました。
元気にお正月を迎えましょう。
(秋吉)