SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“日本人と猫/小山 真実”
母から突然、贈りものが届きました。
『誰も知らない世界のことわざ』
なんだかこの表紙見覚えあるなぁ…と思ったら、以前瀟瀟さんが紹介していた本の2作目でした!
予告無く届いて驚きましたが、母曰くそれほどおすすめしたくなる本だったそうです。
日本人の私にはピンとこないような表現や、おもわず笑ってしまうユニークなことわざが多数載っています。
ここで、私のお気に入りベスト3をご紹介致します!
「エビサンドにのってすべっていく。」(スウェーデン)
エビサンドに乗っている人は、「今の境遇を得るために懸命に働く必要の無かった人」のことだそうです。意味はともかく、この情景を思い浮かべて笑いが止まりませんでした。
「あなたは、私のオレンジの片割れ。」(スペイン)
自分の魂のパートナーで生涯愛する人のことを、こう言うそうです。オレンジには一つとして同じものが無く、半分に割ったオレンジがぴたりと合わさるのはその片割れだけなのだとか。なんともロマンチックです。
「郵便配達員の靴下のように飲み込まれる。」(コロンビア・スペイン)
???
頭の中がはてなマークでいっぱいになりました。意味は「猛烈に愛している」だそうです。なぜこんな表現をするのかは、長くなりそうなので、ぜひ本をご覧くださいませ!
日本語のことわざも発見!
「猫をかぶる」(日本)
説明中に「日本人は猫となるとちょっと夢中になってしまうようです。」とあり、日本人は世界的に見ても猫好きなのか!と気づかされました。
確かに、「猫に小判」「猫の手も借りたい」「猫も杓子も」などなど、日本には猫に関係したことわざや俗語がたくさんあります。
SOU・SOU伊勢木綿の店舗でも、「猫の柄の手ぬぐいはありませんか?」とご質問を頂くことがございます。
そんな猫好きの皆様に朗報です。
この度、「四季と猫」と題し、有松鳴海絞の手ぬぐいに新しく猫の柄が仲間入りしました!
左から、花時、雨上がり、待宵、雪輪。
日本の四季に、自由気ままな猫の姿が可愛らしいシリーズです。
季節に合わせた一枚をお部屋に迎え入れてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した本を読んで世界の目から見た日本を感じることができ、また一つ日本の良さを発見できた様な気が致します。
次はどんな発見があるか、今から楽しみです!