SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“諭吉と私”
「学問のすすめ」にこんなことが書いてある。
「人は生まれながらにして貴賤貧富の別なし。ただ学問を勤めて
物事をよく知るものは貴人となり富人となり、無学なる者は
貧人となり下人となるなり。」
ここで書いている、学問とは、仕事に役立つ実学や、思想・哲学、
歴史・古典など等と自分なりに解釈している。
最近見た雑誌の統計を見ていたときに、上の文を思い出した。
雑誌の小さな記事だったけど、勉強のためにいくら投資をするか
という内容。
一般ビジネスマンは、勉強のために年間1万円未満のコストを
支払う人が61%、1万?5万円未満が24%。
一方で、年収1,500万円以上の人の場合、
46%の人が年間30万円以上を使っている、というもの。
お金を持っているから、投資額が多いと捉えるのか、
多くのコストを支払って勉強してきたからこそ、富むのか、
人によって捉え方は違うんだろう。
学ぶものは富み、学ばざる者は貧しいままである。
って、一万円札の上で、福沢さんが言っている気がしてならん。
(富むとは、お金を稼ぐことだけじぁない)
ここ1年、そんなことを激しく意識したので、
年間50冊を目標に本を読むことにした。
私の幼なじみくんは年間100冊読んでいるようだが、
それは数年後の目標とする。(ちなみに彼の年収は、私の倍である)
始めたばかりだが、学んだものをアウトプットできるたびに、
効果はけっこうあるもんだと実感させられる。
でも、既に本棚には読めてない本が6冊鎮座しており、
新たな本を買おうにも買えず。
「在庫過多や…」と早速ガックリ来ている自分が居るのも、事実也。
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ちなみに、読むのは専らデザイン・ファッション・建築・広告の本。
小説、エッセイ、全然読んでません。
食わず嫌いも良くないので、これを機に小説や経済書なども
嗜んでいきたいと思うのだけど、何から始めれば良いのやら。
皆様、オススメの本を教えて下さいませ。
あ、スタッフの皆様も…w
(岩崎)