SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“梅しごと/西牧 知恵”
“梅しごと”という言葉をご存知でしょうか。
その年に収穫した梅の実で梅酒や梅干しを作ることだそうです。
7月上旬、梅干しづくりワークショップへ参加してまいりました。
その名も“気楽な梅干しづくり”
無農薬で栽培された紀州南高梅を約20つぶ使用し梅干しを作ります。
「この梅干し達はこれから皆さんの大事な家族になるんです!」
という講師の方の言葉を受け、一粒一粒慎重に選びます。
そしてお次にヘタを取ります。竹串でつっつくとぽろぽろと簡単に取れるのです。
梅に塩を揉み込みます。
今回、塩は梅に対して20%の量、表面に傷がつき塩の吸収を促します。
いよいよ瓶への詰め作業、今回一緒に参加した着衣スタッフ 李、
手ぬぐい白蓮(びゃくれん)をエプロン代わりに黙々と手を動かします。
揉み込みの際、残った塩も全て瓶へ入れ完了です。
重しを乗せ蓋をしっかり締めたら、いただいた梅干しステッカーに名前を記入します。
李に中国語で梅干しを意味する“梅子干”と書いてもらいました。
その後の梅子干はといいますと・・・
翌日、まだ梅に青い部分が残っていますが梅酢が下に少し溜まってきています。
さらに2週間後、梅が梅酢に頭までしっかり浸かり
色が完全に黄色く変化しました。
水分は一切加えていないので、梅の持つ力に驚きです!
7月も下旬に入り、梅雨が明け残すは梅しごと最後の天日干しが待っています。
初めての梅しごと、どうか美味しい梅子干ができますように。
(西牧)