SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“銭湯日記/吉田 実加”
SOU・SOU×有松鳴海絞 手ぬぐい/山雅商店謹製 紅富士 朝靄
※好評につき、只今完売中で御座います。
朝靄の富士を見ると、
湯気の合間から覗く銭湯絵をつい思い出してしまいます。
あぁ。一日の終わりにはやっぱり銭湯へ行きたくなるのです!!
というわけで、散策してまいりました。
京都は大正から昭和初期建築の戦前の銭湯が数多く残り、
味わいのあるお風呂を楽しむことが出来るまさに銭湯好きにとっての聖地でもあります。
●サラサ西陣♨
こちら現在は銭湯ではありませんが、
1998年までは藤ノ森温泉として営業され、
その後築80年の歴史ある銭湯をリノベーション、
そしてレトロカフェへと進化しています。
日本の伝統的な建築様式である唐破風の門構えが印象的です。
また内装にはマジョリカタイルが壁一面に施され、
当時の面影を偲ぶことが出来ます。
●明治湯♨
●長者湯♨
京都府の歴史的意匠建造物に指定されている長者湯さんは、
映画『舞妓Haaaan!!!』の撮影にも使われました。
名水に恵まれた京都では、
水風呂に天然の湧き水が使用されている所が多いそうです。
どちらのお風呂屋さんも暖簾は京都型と呼ばれる男女二手に分かれた入口。
暖簾もそれぞれ特色があって素敵です。
●梅湯♨
ずっと行きたかった梅湯さん。
入るやいなや女性スタッフさんから
「私、だんだんの地下足袋持ってます。」
と嬉しいお言葉を頂きました!
明治時代から続いている梅湯さん。
番台の湊さんは廃業の危機にあった銭湯経営を受け継ぐ事にされたそうです。
オリジナルタオルもあってとても可愛い!
更衣室では歴史を感じつつ、
浴室は写真の展示があったりと色々な工夫がなされていました。
また、是非行きたいと思います。
魅力溢れる京の銭湯旅、日本の古き良き歴史も感じました。
もっともっと知っていきたいと思います!
~つづく~