SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“今年も届きました。”
「そろそろ 芋送るよ!」と実家から連絡があり 楽しみにしていたら
先日、届きました?♪私の大好きなさつまいも!
早速ふかしてあつあつをハフハフしながら頂きまーす。
今は亡き祖母の畑を引き継いで 父が週末に通い無農薬のお野菜を作っています。
春は玉葱、ジャガイモ。夏はキュウリにトマト、賀茂なすに万願寺とうがらしや
ゴーヤ迄、四季折々のお野菜が宅急便で届きます。
「菜っぱもんはやめてー。一日でくたってしまうから。」と何回言っても
新聞紙でグルグル巻きにされた 小松菜やほうれん草、葱など
おかまい無しに送られてきます。もちろん大根も葉っぱ付き。
(ちなみにクール宅急便なんて便利なものをうちの親は使いません。)
スーパーで買ったお野菜は使いきれずに古くなり「ごめんなさい!」してしまう
時もあるけれど、さすがに親が育てたお野菜は捨てるなんて事は出来ません!
どんなに疲れた夜でも、日々献立を考えつつ頑張って食べきります。
「お野菜、少しでも食べなさい」という、無言のメッセージですね。
さつまいもの話に戻りますが・・・うちの家では子供の頃から芋のみならず
芋のつる(茎)の部分まで きんぴら風に炒め煮にして食べてます。
「戦時中は食べ物なくて、こんなんも食べたはったんやで?」
「食べもんは無駄にしたらあかん。これも食物繊維で身体にええねん。」
母の口グセです。
一方、父はと言うと私が先日京都に帰った時も、久しぶりに会う友達の為に
夜遅くに鍋いっぱいの赤じそをコトコト煮て「自家製赤じそジュース」を作って
くれました。すっごくきれいなピンク色のしそジュース。
花粉症の予防にもいいらしいです。
「おっちゃんの作るしそジュース飲んだら、売ってるやつなんて飲まれへんわ?」
と言ってくれる友達の言葉に、満面の笑みで空のペットボトルにお持ち帰り用の
ジュースをトクトクと注ぐ父なのでありました。
私が身体にいいもの好きなのは、すっかり親ゆずりのようです。
(岡部)