SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“ギャラリーしつらい 特別編”
古い民家の縁側で、ざあーっ、と屋根を打つ雨の音を聴き
色濃い紫陽花を眺めつつ、おいしい珈琲で一息つく。
そんな楽しみと出会った今年の梅雨は、
思いがけず心地良く過ごしています。
京都SOU・SOUしつらいの間、亀屋良長さんによる月替わりの和菓子、
皐月(5/1?5/31)のテーマは「鯉のぼり」でした。
くるみ入りの軽羹(かるかん)の上に、
五色の色とりどりの餡がのっています。
しっとりもちもちの蒸しパンのような軽羹と
五色の餡が、ふわーっと絶妙な甘さを楽しませてくれます。
* * *
しつらいの和菓子は、下に敷かれた絵はがきとの
組み合わせを見るのも、毎回の楽しみの一つです。
今回の絵はがきをじーっと見ていたら、
何だか鯉のぼりを泳がせたくなり、
和菓子を描いた後に、ちょきちょきと作ってみました。
青空をなびくイメージで、背景には 手ぬぐい/わた雲 を。
竹串につけた鯉のぼりたちを見ていたら、
今度は無性に「これ、旗にしたら可愛いんじゃない!?」と思いつき、
そうなるともう止められず、作ったのがこちら
鯉のぼりだけに空き足らず、SO-SU-U、花がさね、などなど。
中でも、個人的に気に入っているのは
おはじき
と
余白。
ネタ元は、長方形衣(ちょうほうけい)/おはじきと余白
(あまりの人気のため、予約受付中が続いておりますが、
ご予約いただいたお客さま、とても可愛いので、楽しみにお待ちください!)
ちなみに
カッターやはさみなど、刃物を使う作業では、
怪我などしないように、十分な注意が必要ですが、
万が一怪我をしてしまった場合は…
…ゆびまき絵で元気を出してください。
久しぶりに、小学生の図画工作気分で夢中になった梅雨の休日でした。