SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“風靡サイズについて/山本 陽平”
[風靡]とは・・・
SOU・SOU流の二部式和装。現代の日常着として、一世を風靡するという思いが込められています。
SOU・SOU傾衣とは切っても切れない関係のアイコン的なアイテム。
実はこの風靡、素材によってディテール毎にサイズの違いがあるので、今回はそのご説明をさせていただきます。
○衿のサイズについて
①[風靡 Gibao]
Gibo=ジバンとはポルトガル語で肌着のことで、襦袢の語源でもあります。
インナーとして使用するもので、Tシャツなどのニット類や夏の定番[高島縮]もこの種類に属します。
着用すると衿元はこんな感じ。
②[風靡 襯衣]
襯衣(しんい)=シャツの意。
同じく肌着ではございますが、1枚でも、インナーの上からでも着用いただけます。
いわゆる洋服の「シャツ」と呼ばれるアイテムと同じ立ち位置とご理解いただければ分かりやすいと思います。
風靡Gibao の上に着るとこんな感じ。
風靡 襯衣は衿の高さが風靡Gibaoと一緒のため、ちらりと中の衿が見える程度。
③[風靡]
モスリン類などの秋冬アイテムで登場します。
こちらは1枚で着用するのではなく、風靡Gibao / 風靡 襯衣を着用した上から重ねて着るようサイズ設定されております。
風靡Gibao + 襯衣 の上に着用するとこんな感じ。
こちらは衿の高さがインナーが見えるよう設定しているので、内側の風靡がしっかり見えます。
衿の深さは
[風靡 Gibao]=[風靡 襯衣]<[風靡]
となっております。
○他サイズについて
衿以外も、重ね着しやすいように所々サイズを変えております。
図解するとこのような感じ。
気温が下がるこれからの季節、風靡の重ね着で魅せるのはいかがでしょうか。
※上記記載しておりますネームデザインについては、今年度春より順次変更しているため
現在はいくつか種類が混在しているアイテムもございます。
詳しくは店頭スタッフまで。
※風靡 下(ズボン)のサイズは全て統一しておりますので、どの上着にも合わせられるよう作成しております。
以上、風靡サイズについてでした。