“おかんの子はおかん、ではない。”

ここ1ヶ月近く、暗闇の中でお風呂に入っている。
電気代を払うお金がない訳でも、
「アロマキャンドルでリラックス」的なオシャレ趣味が
ある訳でもない。
単に、電球が切れているのである。
最初の2、3日は「電球買わねば買わねば」という呪縛観念があったが、
1週間もすると暗闇にすっかり慣れてしまって、ポンプの形状と
何となくの記憶でトリートメントとボディーソープを判別する術を
身に着けていた。
困ったことに、五感が鍛えられる上に電気を使わないということで、
なんとなくいい事をしている気になってしまう。
しかしこれは単に、めんどくさがっている＆つい忘れてしまう自分を
正当化しているに過ぎない。
過ぎないぞ！私！
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先程、たまたま母親から電話がかかって来たので、
久しぶりに叱られてみようとこの話をしたら、
「実はおかーさんも、ケータイの通話料払ってなくて止まっとんよ?」　
…私よりタチが悪い！
すぐに払いなさいと言いました…。
親を超えた瞬間でした（笑）
岩崎