一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“上方浮世絵館”
先日より大阪・道頓堀にある「上方浮世絵館」で、商品を一部展開させて頂くことになりました。
以前SOU・SOUで働いていた岩崎が監修しています。
以下は彼女のコメントです。
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ご無沙汰しております。企画を担当しておりました岩崎です。
SOU・SOUから独立させて頂き、地元岡山で仕事を始めて早半年。
私の最初のお仕事が一旦のクランクアップを迎えたので、ご報告も兼ねてご紹介させて頂きます。
依頼主は大阪・道頓堀にある「上方浮世絵館」。世界で唯一、上方浮世絵を常設する私設の美術館です。
こちらのミュージアムショップのコーディネート、そしてオリジナルグッズの製作をさせて頂きました。
本当はSOU・SOUにご依頼頂いたのですが、若林さんがチャンスを与えて下さったのと、上方浮世絵館の館長・高野様、中村様も快く受け入れて頂いたおかげで、私が担当することとなったのです。
最初はオリジナルグッズの製作だけだったのですが、先方の「日本のよいものを館を通して紹介したい」という思いを伺い、ミュージアムショップのリニューアルもご提案しました。
館長様からOKの返事を頂いたものの、最初から各所へ取引の交渉をしていたら時間がかかる。そこで私の唯一最大のコネを使いました…。
SOU・SOUの取り扱いが決定。12月のことです。
そして、更に若林さんのご好意で、たばた絞りさん、福しま絞りさんをご紹介頂き、上方浮世絵館別注色の絞り染め手ぬぐいを取り扱いさせて頂けることとなりました。
「今ある商品をSALEにして、全部売り切ってください。」
今思えば、大変失礼なお願いでした。館の皆様も正直寝耳に水だったと思います。
ですが、今までの商品群の中にSOU・SOUを置くとどうしても調和しないのは経験上わかっています。そこはどうしても譲れない部分でした。
何度も何度も電話で意思疎通を図ったり、スタッフの方もお休みの時にSOU・SOUに足を運んで下さったりし、「日本のよいものを館を通して紹介したい」という理念を共有化することが出来ました。
そこからはマッハで時が過ぎ…オリジナルグッズの第1弾は、「伊勢木綿の手ぬぐい」に決まりました。
そして若林さんと図案の打ち合せ、SOU・SOU時代にお世話になっていた小林さん、和笑さんにコンタクトを取りご挨拶…。
小林さんも和笑さんも私の依頼を大変喜んで下さり、涙が出る思いでした。
何度かのやり取りで図案3種が決定、生産に入りました。
それとほぼ同時に、ミュージアムショップがリニューアルオープン。3月12日のことです。
オープンから1ヶ月半経った4月末、オリジナル手ぬぐいの入荷が決定しました。
まだ私の手元に製品が届いていないので、今日ご紹介することは出来ないのですが、もし気になられた方がいらっしゃいましたら、上方浮世絵館のHPかfacebookページに入荷次第アップされる予定なのでそちらでご覧頂けたら幸いです。
そして、大阪に行かれる際は、是非大阪道頓堀の上方浮世絵館にお立ち寄り下さい。
何卒よろしくお願い致します。
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との事ですのでお近くに寄られた際には是非お運び下さい。
それでは、また明日。
3 件のコメント
本日、上方浮世絵館は定休日です。
毎週月曜日、お休みなのです。
早速行かれた方から連絡ありました。
ご興味を持って下さった方、明日以降のご来店を
お願い致します。
本日は一語一絵に上方浮世絵館を掲載していただき大変ありがとうございます。昨年お運び頂いてより岩崎さんをご紹介していただきオリジナルも完成し感謝感謝です!ムック本や著作を拝見しお考えに共感、感動します。ますますSOU・SOUの大ファンです!今後共何卒よろしくお願い致します!
中村伊智子様
コメント有難う御座います。
上方浮世絵館を一個人で立上げられ経営されてる事を尊敬いたします。これからはオリジナル商品の開発を少しづつ手がけられてより多くのお客様に楽しんで頂ける上方浮世絵館ミュージアムショップになるといいですね。今後も岩崎共々宜しくお願い致します。