一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“質問その(3)”
質問はこれで最後です。
それを考えるのがクリエイターの仕事です。
自分で考えられないなら、そいういうものを考えられる人のサポートをする仕事につけばいいと思います。
これは授業中にもお答えしましたが、改めてここで書くとすれば、たくさんの人に知ってもらうことが何より大切。
広めすぎないという事は考えなくていい。いくらやっても認知度100%なんてことにはまずならないから。
そしてファン作りを大切にするという事の第一歩は、まずSOU・SOU好きのスタッフを集めるということ。それ以外にありません。
それさえすれば、宣伝しなくても少しずつ口コミでファンが出来ると思います。
SOU・SOUが好きでもないスタッフがいくらいてもファンがつかないことは誰でも理解できるでしょう。
これは、いろんな商売に言えることだと思います。
好きなことが明確な人は、追い求めたらいいです。それが出来るうちは。
しかし、好きなことが見つからない人は、どんな仕事でもいいから一旦就職すればいい。そこで楽しみが見つかる場合だってあります。
ただ、ここで勘違いしてはいけないのは、好きなことをさせてもらえる訳ではないと言うことです。当たり前です。与えられた仕事をちゃんとやって、満足感を得ましょう。それがプロです。自立です。
そして、追い求めている人も、いい歳になったら諦めることも大切です。その夢が向いていないかもしれないのですから。
そんなことより、自分が出来ること、求められていることをちゃんとやって自立することが大切です。
僕はそう思います。
質問を書いていなかった大勢の学生さんの感想も全て読ませてもらいました。
今回のクラスは僕の担当ではありませんが、何か質問があればいつでもどうぞ。
それでは、また明日。