SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“軽井沢の楽しみ/菊池 明美”
皆様、こんにちは!
青山店の菊池明美です。
少し前のことになりますが、9月にいつもの高校時代の仲間6名で、今年2度目の軽井沢へ行って参りました。
初日は夕方までゴルフ組とは別行動で、以前から訪れたいと思っていた軽井沢安東美術館へ。
「少女」
「猫」
「聖母子」
「自画像」
■藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886~1968)
明治半ば東京で生まれ、東京美術学校(現 東京芸術大学)を卒業後、26歳でフランスに渡り、モンパルナスでモディリアーニ、マチス、ピカソらと交流を持つ。
乳白色の下地と極細の線を用いた裸婦作品で一躍有名となり、エコール・ド・パリを代表する画家として認められる。
フランス国籍取得後、カトリックの洗礼を受け、敬愛するレオナルド・ダ・ヴィンチにあやかり、レオナール(レオナルドの仏語読み)・フジタの洗礼名を授かった。
乳白色の「裸婦」など
藤田作品の最大の特徴は乳白色と、日本画の素養を生かして面相筆と墨を使い、浮世絵のように細く長いストロークで描かれた輪郭。
陶器のような光沢を持ちながら温かさのある独特の肌の質感は、下地の表層に『和光堂のシッカロール』を使い、炭酸カルシウムと鉛白を配合した絵具に日本画の胡粉を混ぜていたのではないかと言われています。
試行錯誤の上、シッカロールを画面表面に使用することで、藤田の乳白色を生み出したばかりではなく、それまでの油絵具の下地でははじかれてしまう水性の墨や日本画の技法を使うことを可能にしたそうです。
この『和光堂のシッカロール』のくだりがとても興味深く、今回一番印象に残りました。
軽井沢には他にもたくさん美術館があり、サクッと安東美術館を観て美術館巡りをする予定だったのですが、思っていた以上に展示が充実しており、じっくり時間をかけての見学となりました。
※安東美術館は、1つの作品のみの接写は不可だが、複数の作品を1枚の写真に収めての撮影は可。
【着用商品】(159cm/51kg)
◆高島縮 20/20 薙刀長方形衣/百花 長丈
◆伸 綾織 手柄寛衣下/つくも Sサイズ
◆運動足袋/濃紺×SO-SU-U昆
こちらは作品の撮影不可でしたが、崇高で壮大なスケールの滝や崖の作品が多く、京都大徳寺聚光院に奉納された襖絵も有名です。
何年か前に大徳寺を訪れた際、ちょうど期間限定で公開されており、圧巻だったことを覚えています。
大徳寺聚光院 書院 障壁画「滝」
そして、軽井沢と言えば恒例の?カーリングです!
2回目ということで氷上での動きにも慣れ、前回は通常の半分の長さのレーンでの体験でしたが、今回は通常の長さでゲームを楽しみました。
【着用商品】
◆裏毛 ZIP UP BIKEブルゾン/SO-SU-U 深紺 Sサイズ
◆裏毛 BIKEパンツ/SO-SU-U 深紺 Mサイズ
◆BIKEニットキャップ/SO-SU-U 上下 臙脂色
今回も、楽しく有意義な軽井沢の旅でした!
(菊池)