SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“藝術の秋、スポーツの秋/菊地 いぶき”
藝術の秋です!
少し前のことになりますが。
第一弾は「藝祭」。
9月初旬に開催される東京藝術大学の学祭。今年のテーマは「えん」です。
着用商品
■近清絞り 知多木綿 文(ぶん) 長方形衣(ちょうほうけい) 二つ身(ふたつみ)/変わり雪花(せっか) 濃紫(こきむらさき)
■道行小筥(みちゆきこばこ) 染竹(そめだけ) 大/南天竹(なんてんちく)2
見どころは神輿とパフォーマンス。
今年入学した音楽学部と美術学部の学生混合4チームが、オリジナルの巨大神輿と法被を制作し、大学から上野公園までパレード。
広場で音楽とダンスパフォーマンスを披露するというものです。
想像を絶するサイズとデザイン!さすがだ。。
校内で制作しますが、校門を通れないサイズになってしまったものは、分解して運び出していました(^^;;
ほぼ交流することのない音楽の学生と美術の学生が強制的にチームを組むので、いろいろあるそうで。。
凝り性の集団なので、デザインを具現化することは予算もあり大変なようです。
でもパフォーマンス後の学生さんたちはみんなやり切った感で生き生きしていました。
友人のお嬢さんが通う美術学部の膨大な作品を隅々までじっくり鑑賞し
「なんか凄いね‥」
「???」
「おおお!」
藝術は何でもありなんだ!ということは理解しました。
上野公園では卒業生がライブしていたり、ハンドメイドフリーマーケットをしていたり一日中楽しめます。 来年も来よう。
第二弾は SOU•SOUでもお馴染み「まり木綿」!
名古屋の有松に行ってきました。
大の絞り好きとしましては、まり木綿さんの絞り体験をしないわけにはいきません!
予約し工房に伺うと出ていらしたのは伊藤木綿さん。
「実は私、青山店のモノでしてー」 と自己紹介すると大変驚かれていました。
伊藤さんの講義を受けながら、伊勢木綿の白生地をパタパタ畳み、輪ゴムで固定。
刷毛で染料をペタペタ、ペタペタ‥
「柄はこんな風にしたいから‥ということは、ここにこの色を入れれば、展開したらこうなるのか??」
頭の中が手ぬぐいの展開図でいっぱいになります。 面白すぎる。。
染め終わり、蒸します。
作業場は火を使うので換気の為に窓が開け放しです。
室内は高温だわ、さらに外から熱風がゆるゆる入ってくるわでえらいこっちゃです。
頼りになるのは大型扇風機のみ! 熱中症との戦いはここでもやっていました。
水洗いしながら広げていく時のワクワク感は病みつきになりそうです。
世界で1つの絞り手ぬぐいは良い感じに出来上がりました!
伊藤さんありがとうございました!
着用商品
■近清絞り 染め分け半袖Tシャツ[5.0]/プラネート グリーン×ダークグリーン2
■たばた絞り 伊勢木綿 20/20 麻混 富士(ふじ)/雪花(せっか) 白虎(びゃっこ)
絶賛発売中のSOU•SOUまり木綿手ぬぐいは→コチラ
そしてラストはスポーツの秋!(剣道は武道であってスポーツとは違うのですが……)
11月3日文化の日恒例「全日本剣道選手権大会」です!
着用商品
■高島縮 20/20 スタンドカラーシャツ SP/ふくろう 昼夜(ちゅうや) 濡羽色(ぬればいろ)
今大会から武道具屋さんの出店が再開し賑わいが戻ってきました。
男子と女子の全日本選手権を日本武道館で同時開催するのは初。
どちらもすごかった!
選手のアップの様子や、所作を見るのも楽しみのひとつ。
対戦する選手同士、向かい合って正座をし礼をしてから面をつけます。
「礼に始まり礼に終わる」好きな世界です。
全日本が終わると今年もあと少し。
新しい手帖には一番に「全日本選手権」と書き込みます。
■SOU・SOU 暦手帖2025
充実の秋を満喫し、年末まで駆け抜けます!