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令和6年10月07日 月曜日号

SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“お稽古に通う/長沼 ふみ”

9月のお茶のお稽古。
ララさんに気持ちを込めて一服点てます。


この日は、お茶碗、蓋置、お菓子・・・
「月」と「うさぎ」づくしのお茶室です。


今回のお菓子。


主菓子の菓銘は「待宵月」。
隣の芋チップが丁度いい感じの形で
秋風にたなびく雲の間から漏れる月のようになりました。


瀬野店長も月色のコーディネートでした。

お軸は、「水掬(きく)して月手に在り」。


身分が高い貴族は、頭を上げずに月を見るため
両手で水をすくい水面に月を映すという
高尚な遊びを詠んだものだそうです。

解釈は色々あるようで、調べてみてくださいと
先生が仰られていたので調べてみると・・
「はるか遠くにあると思うことも、実はいつもこの手の中にあるのだ。」
というものが出てきました。

両親へお稽古で教わった内容を話した所、その夜
「洗面器に水入れて外出てみたけど月映らんだ」
と連絡が来ました。
身分が高い方にしかできない高尚な遊びのようです・・

かっこよすぎるお茶!

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