SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“お稽古に通う/長沼 ふみ”
先月のお稽古で、お茶の先生から
祇園祭のあれこれを教えていただきました。
祇園祭のことを全く分かっていなかった私は衝撃的な内容でした。
・「前祭」と「後祭」があり、期間ごとに山鉾の種類が異なること。
・厄除けとして売られる「粽」は山鉾ごとにあること。
・その粽には、各山鉾にまつわるご利益がそれぞれあるということ。
前祭はすでに終わっていたので、
お稽古後、後祭で人生初粽を2種手に入れました。
一つは、「ご利益:心身健康」の「橋弁慶山」の粽を実家への京都土産に。
もう一つは、「ご利益:勝運」の「浄妙山」の粽をサッカー頑張る甥っ子に。
調べると玄関のできるだけ高い所へ付けるといいそうで、実家でこんな感じに飾りました。
「ご利益:知恵」という、かっこいい粽があったので、来年は自分用にその粽を手に入れたいと思います。
粽の存在を知ると、町中のあちらこちらにある粽が目に付くようになり、最近は軒下を注目しながら歩いています。
そして今月のお稽古。
夏が近づくと楽しみにしている袱紗遊びのお稽古でした。
袱紗で「蝉」を作り、最後に水指の上に置き飾ります。
去年より下手になったんじゃないかと瀬野店長が泣きそうだったので
「気持ちが大事。瀬野店長ならできる!」と励まし合いながらお稽古しました。
毎回、学び多いお茶の時間です。
(長沼)