一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“【一日一駄話】”
艸会
毎月一度、木村宗慎先生にお越し頂いて、茶道やそれにまつわるお話をして頂いております。
この間は春海商店別注のバカラの菓子器を持ってきて下さいました。
○百万の代物だそうです。僕は何年か前に春海商店の事を知りましたが、明治時代にバカラの器をそのまま使うのではなく、自分達が茶道具として使えるものを作らせたというのがカッコイイなと思いました。
日本人は外国のものをなんでもすぐ取り入れるのが上手いと言いますが、昔の人は取り入れる際に?日本化?していたと思います。
外国には日本にない良いものがたくさんあると思います。それぞれのものの良さを活かしつつ、自分達が使いやすいような型やサイズに変えて取り入れるというのは、すごくセンスが必要ですね。
でも、それこそが日本人の真骨頂な気がします。
これはお菓子を出す練習をしているところです。結局全ては訓練です。