SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“端午の節句はいつか?/金子 楓”
最近、季節や暦に興味津々な金子です。
今回はどうやって端午の節句を自分なりに楽しむか、ということについて考えてみました。
その前に桃の節句について振り返ってみます。
3月3日の「ひな祭り」の頃は気温が上がりきらず、まだ厚手の羽織がなかなか手放せない時期。
また、ピンクのかわいい桃や桜の花が咲いていそうなイメージがあるのに、そんな華々しい雰囲気が無いことに少し違和感がありました。
調べてみると、どうやら旧暦の桃の節句は4月上旬頃にあたるようです。確かにこの時期は桜が見頃で、場所によっては桃の花も見ることができそうです。
昨今で桜まつりのようなイベントがよく開催されている時期は、江戸時代までは桃の節句の季節として楽しまれていたのではないかと想像します。
実際に「旧暦の3月3日だ!」と思いながら桜を見ていたら、なんだか江戸時代にタイムスリップしたかのようなワクワク感がありました。
さて同様に、旧暦における端午の節句は6月中旬頃になるようです。
この頃は端午の節句に馴染み深い菖蒲(しょうぶ)の花がよく咲く時期らしい。
過去に撮影した菖蒲の写真がないか探してみると、平安神宮で撮った満開の写真が見つかりました。
(2018年6月4日撮影!)
今年は6月10日(月)が旧暦の端午の節句のようです。
その頃にも何かお祝い事を楽しめるようにもう少し勉強してみようと思います。
端午の節句を1年で2回もお祝いができるのは現代ならではの楽しみ方なのかもしれません!
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(金子)