SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“【SOU・SOU日記】”
アジサイの咲く庭
今月も、あと三日です。
こちらは、実家の七変化、ガクアジサイです。もうそろそろ、こちらも終わりかけです。
今年は、いつもより、小ぶりに咲いていました。
家の庭は、数坪のちいさな庭です。そして、ほぼ通年、草木生い茂る密林、ジャングルのようです。
近所のこどもたちが、度胸試しに、家のジャングルをとおりぬけて遊んでいました。
近所の猫ちゃんの、好・排泄スポットになりがちです。
せっせと母親が草木を刈るものの、生命力豊かな我が家の植物は、負けじとぐんぐん育ってゆきます。
高い所まで伸びているのを、私が塀に登って、パチリパチリ切ると、「がんばって(大きく)産んでよかったわ?。」と、言ってくれ、うれしく調子に乗ります。
気まぐれに父親が刈ると、もみの木がキノコみたいな形になり、薔薇の木までもちょんぎり、母親にあきられます。
姉はノータッチです。
そんなこんなで、紫陽花も刈られ、枝振りも昔の半分くらいの大きさになりました。
それでも、幼心に、「額紫陽花」という名前を教えてもらい、かしこい気分になって「ガクアジサイ、ガクアジサイ」と連呼してたこと、
紫陽花の、花びらにみえる部分が、花びらではなくて「がく(萼)」であり、色は土の成分で変わってくるねんでと、教えてもらってたこと、(*ですが先日、新聞記事に、色の決定要素は土壌以外にもある、と載っておりました)
こういう、ちっちゃな思い出が、今はとても大きくこころにひびきます。
なので、とても幸せです。
(荒木)