SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“秋を感じに/田中 沙祈”
一語一絵をご覧のみなさま。店舗スタッフの田中です。
ようやく秋らしい気候なったと思いきや、一気に冬の装いが恋しい季節となりました。
去年の今頃は、ようやく紅葉し始めたかな?という感じだったのですが、今年は紅葉する間もなく散ってしまいそうです。
そうは言ってもまだまだ秋を噛み締めたい!
近場で秋を感じられたらと、今回訪れたのは建仁寺です。
お茶のお稽古の後、先輩方をお誘いしてちょっとそこまでお散歩してみました。紅葉を見るにはちょっと早かったのですが、日暮れのはやさで秋を感じます。
この日はまだ暖かく、薄手の羽織で十分でしたが、京都も日によって気温差があり、毎日着るものに悩みます。最近はコートの出番も増えてきました。
修学旅行生に混じりながら、わたしたちも学生気分で街歩き。ちょっと歩くだけで、非日常を味わえるのも京都ならではです。
お庭の紅葉はまだ青々としていますが、屏風の中は秋さながら。
こちらの屏風は、アメリカのスミソニアン国立アジア美術館所蔵の複製品だそうです。高精細技術を駆使て作られたもので、隅々まで本物そっくり。現代に日本の美術を残すプロジェクトとして、建仁寺にて展示会が行われていました。
お庭を眺めながら、美術を嗜むのも「芸術の秋」ですね。
暦では立冬も過ぎ、もうすっかり冬。今年ももう少しでおしまいです。
店頭にも冬物が並んでいます。みなさまも、冬支度をしにSOU・SOUに足をお運びくださいませ〜
(田中)