SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“秋、大人の修学旅行/吉田 新吾”
先日、まだ夏の暑さが残る秋の旅に行ってきました。
行く先々で修学旅行生さんをお見かけして、学生の皆さんに負けじと学ぶつもりで見学してきました。
まずは広島県福山市にある、草戸千軒(くさどせんげん)ミュージアムです。
こちらでは、ミュージアムすぐ近くに実際ある『草戸千軒遺跡』から見つかった建物の跡などから
約650年前の町並みを実物大で復元し展示されています。
わかりやすい時代名で言えば有名な戦国時代の前の室町時代です。
京都に金閣寺が建ったくらいの時です、、、余計わかりずらいですねっ!
時代劇のセットみたいですよね、
実際に、現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』の美術スタッフさんが参考に見学に
来たらしいです。
それほど再現度は本格的です!
ここは港町だったらしくお魚屋さん、
奥に店主が座り、お客さんから貰ったお代は手元の木箱かかごに入れるのでしょうか、姿が想像できますね!
馴染んでいるのか、傾いているのか。
とにかくその時代に来ることが出来たような嬉しい気持ちを噛み締めました。
奥にある民家の中も、それはそれはとてもよく出来ています!
別の日。
車で向かったのは、
大阪の山の中。
このぱっと見グロいのはアケビという果物。
昔、実家近くの山中で見つけて父に食ってみろ甘くて美味いから!
と言われて死ぬ覚悟でかぶりつき「・・・うまっ!!」となったのですが
今回はまだ時期が早かったのか渋かったです。
次は甘くて美味いアケビを見つけるぞ!と決意し、、
そして目的地、
僕はアケビを食べましたが柿食えば鐘が鳴るなり、、でお馴染みのここです。
計算したら来たのは小学校以来26年ぶりでした!
世界最古の木造建築、まさに日本の宝ですね。
何処もかしこも1000年以上建っている柱や建物なのに当たり前のようにどっしりとそこにある。
世界有数の地震大国と言われる日本で本当にすごいことです。
最後は、優しい夕日の中の平城京朱雀門跡を見て今回の旅を終えました。
僕はもっぱら日本の歴史と自然ですが、まだまだ行きたい場所がいっぱいです。
皆様にとっての楽しそうな興味のある場所へ、足袋を履いて出かけてみてくださいっ。
きっと足元から楽しくなるはずですっ!