SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“北斎の夏、藍染めの夏/菊地 いぶき”
剣道の稽古には圧倒的にしんどい夏が今年もやってきました!
着用商品
半袖 ポケットTシャツ[5.0]/グリーン×チャリンチャリン
ストレッチヘリンボーン 大文字山(だいもんじやま)/窓(まど) 榛色(はしばみいろ)
お休み日の朝、このようないでたちで稽古に向かいます。荷物総重量は13キロ。
電車で移動していますが、帰りにはスーパーに寄って食材の買い出しもします。
道場を往復するだけで相当なトレーニングです。
稽古では、剣道着、袴ともに分厚く、重く、身体に密着。
その上に、これまた分厚い面、胴、垂、小手を装着。
風通しゼロ、運動量も半端なし、
どうかしています^^;
でも汗を流した稽古終わりの達成感とスッキリ晴れやかな気分(と美味しいビール♪)と言ったら!
熱中症もなんのその!
やめられません♪
さて!
夏と言えば、大好きな藍染めが1番映える季節でもあります!
今季最初に登場した藍染めたちです。
藤田染苑さん手掛ける藍の濃淡、細かい絵柄の表現が素晴らしく、とても涼し気。
素材の高島縮で着る人を涼しく、色合いと絵柄で見る人も涼しくするよそおいです。
こちらはおかげさまで大変好評で、あれよあれよという間に完売してしまいました。
中でも人気だったのは北斎で最も有名な「神奈川沖浪裏」の写しです。
神奈川といっても神奈川県ということではなく、いまの横浜市神奈川区付近の沖とのこと。
波の勢いは太平洋っぽいですが、東京湾です。
藍捺染長方形衣は完売しても、藤田さんの藍染めシーズンはまだまだ続きます!
北斎といえば。
この画は、昨年訪ねた小布施の北斎館でどのように刷られたのかという展示を見ることができました。
11版も重ねています。
ズレてはいけない繊細な作業です。迫力はこうして表現されるのか。ふむふむ。
北斎アイテムは藍染め以外にもいろいろ。いずれも人気です。
7月の京都は祇園祭月間です。
我が家は7月になると祇園祭の扇子を飾り、長刀鉾のちまきを取り寄せ、祭り気分を盛り上げます。
京都の祭りと聞けば華やか優雅なイメージですが、現地の熱気はすごいです。
そもそも京都の夏の暑さときたら尋常ではありません(^^;)
お祭りに浴衣はとっても素敵なのですが、少しでも涼しく楽しみたい!という方はぜひ高島縮と藍染で。
宵山あたりでやってくるゲリラ雷雨も、高島縮なら濡れても早く乾きます。
もちろん祭りだけでなく、日常生活も快適に♪
青山店 藍染め愛好会です。