SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“初めてのまっすぐ縫い/山田 充”
近くの公園では藤の花が咲き始め、初夏を感じさせるような暖かさが続いています。
本格的な夏が来る前に、どんどん大きくなって昨年買ったわらべぎが着れなくなってきた息子用に、
箪笥の肥やしになっていた父の風靡上下で「こどもんぺ」を作ってみました。
参考にしたのは、「まっすぐ縫いの本」。
ちなみに、この本がなくても無問題!
「まっすぐ縫いの服」として、かんたんに作れるSOU・SOUの和装のレシピを公開しております。
リメイクしたのは、入社当時に揃えた「高島縮 風靡 片身替わり/正紺×文(ふみ)」の上下セットです。
約8年前が思い出されて若干名残惜しくはありますが、躊躇なく型紙の合わせてチョキチョキと切り刻む準備を進めます。
製図を元に裁ち方図の通り、生地の用意完了。
小学校の家庭科の授業でナップサックを作った以来のミシンで、地道に縫っていきます。
徐々に慣れてきてちょっと調子が出てきたと思ったら、股下を縫うのを間違えて左右繋げて縫ってしまい、もう1回やり直したりしながらの悪戦苦闘です。
終わるころにはミシンの扱いに余裕も出てきて、風靡に付いていたタグも付けてみたら、なかなかいい感じに仕上がりました。
なんやかんやで6時間以上かかりましたが、出来上がってみると両肩のコリや腰の痛みも吹っ飛ぶような満足感でした。
全国の工場さんで縫製してくださっている工程のほんの一部だけですが、やった分だけ勉強になったのはもちろん、日頃、染色・縫製していただいている工場で働かれている方への感謝の思いがより一層強くなりました。
今年の夏は、僕から受け継いだこの「こどもんぺ」を息子へ履かせて、いっぱいお出かけしようと思います!
4 件のコメント
すご~いっ!!素敵、ステキ~っ!!
受け継いで…また、仕上がり作品が素晴らしいです。
リメイク、良いですね\(^o^)/カバンや小物にも
よっ!様
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
実は、近くでよく見てみると不細工な仕上がりなのですが、
不慣れなりになんとか形になったので、
次も新しいモノにチャレンジしてみようと思います。
世界中で本当に1つしか無い一品。頑張られましたね。リメイクされた衣類も息子ちゃんも喜んでるでしょうね。私も遠い昔に息子に作った記憶がありますが、子供ってすーぐ着れなくなってしまうんですよね(泣)
美樹様
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
おっしゃる通りすぐに着れなくなってしまうので、
すでに次回作の注文が妻から入りました。。。
子供の喜ぶ顔を見るために、お父ちゃんは頑張ります!