一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“SOU・SOUあれこれ【25】”
本日は日曜日!
スタッフ寺田 由が書きますので皆さまどうぞお付き合いくださいませ!
SOU・SOU 染めおり
店内にところ狭しと並ぶ生地の反物。
一言に生地といっても織物やテキスタイルは様々。
量産された生地ではなく、日本に昔からある「染め」と「織り」にこだわった生地を販売しているのが「SOU・SOU 染めおり」です。
生地だけでなく、購入した生地で自分だけのオリジナルを作る楽しさをお客様と共感できるそんな空間でもあります。
先人の知恵によって生まれた日本の織物
日本には全国各地に地域に根付いた伝統的な繊維産業が存在します。
SOU・SOUではおなじみの三重県津市の伝統工芸品「伊勢木綿(いせもめん)」や滋賀県高島市で江戸時代から続く「高島縮(たかしまちぢみ)」は先人たちの知恵によって、歴史だけでなく技術や織物文化を発展させてきたものでもあります。
SOU・SOUでは日本にある昔ながらの生地に、着物文化が色濃く残る京都の伝統的な染色技法「京型友禅」でオリジナルのテキスタイルデザインを染めて商品化し販売をしています。
100年前の織機を使用して1日1反しか織ることのできない「伊勢木綿」
「高島縮」に京型友禅で染色を施したシャツ
手軽に買えるテキスタイル
衣類や小物だけを販売するのではなく、どうして生地を販売するのか。
SOU・SOUのテキスタイルを、所謂デザイナーズファブリックとして高価にはせず手軽に買うことができたなら、衣類などだけではなくても日本国内にある繊維の地場産業が潤い活気付くのではないのかと考えているからです。
海外製品に圧され、今までスポットライトの当たらなかった生地もSOU・SOUのポップなデザインをきっかけに、もう一度、生地の良さを提案することができたらいい!そんな想いがSOU・SOU染めおりのはじまりです。
ポップな生地が並ぶ店内
SOU・SOUの「源流」を販売する
もちろん、私たちにとってもテキスタイルを販売することには意味があると考えています。
商品化された衣類を販売しているだけでなく、生地を販売することは私たちにとっての「源流」を販売するということでもあります。
アパレルだけでなく「生地屋」としての一面があることでSOU・SOUはテキスタイルブランドとしての結びがあり、また色々な可能性が生まれるキッカケにもなるのです。
自分だけのオリジナルを作る
SOU・SOU染めおりは、ものづくりが好きなお客様だけではなくテキスタイルを見て何か作って見たい!と挑戦する方など、色々なお客様がご来店されます。
小物から衣類、私たちが思いつかないようなものまで手作りしてしまう!まさにアイディアの宝庫。
また、SOU・SOUのホームページでは商品として販売している一部のパターンを紹介しており、好きな生地でオリジナルの1着を作ることもできます。
まっすぐ縫ってでできるSOU・SOUの衣類のレシピを公開中!
最後に・・・
テキスタイルブランドであるSOU・SOUにとって、生地はポップでかわいい!を表現するキャンバス。
日本に昔からある生地が衣類や身の回りの小物となり、また世界にたった一つの自分だけのオリジナルなものとなって皆さんの身近になることは、同時に日本の伝統産業を支えていることと直結すると言うことでもあります。
単に量産された生地ではなく、ひとつひとつに物語があるSOU・SOUのテキスタイルで多くのお客様に楽しんでいただきたい。
それが、私たちテキスタイルブランドとしての願いであり役割でもあります。
SOU・SOU染めおり は毎週、金・土・日曜日(週3日)の営業でございます。
あらかじめご了承くださいませ。
《つづく》
それでは、また明日。
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【今日の合言葉】
「SOU・SOU 染めおり(ソウソウ ソメオリ)」
・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
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4 件のコメント
自分は「モノづくり」は大好き!なのですが、如何せん…ミシンの扱いは超「ヘタクソ」で、布を縫わず「指」を縫う…ほどの「不器用」さ…(*´Д`)イタ~イ…
(当時、足踏みミシンだったので「貫通」した時点で止まりましたが…^^;)
そんな経験がある自分は専ら「手縫い」なのですが、SOU・SOUサンのファブリックは加工しなくても吊るすだけで様になりますよね!
素晴らしいです♬^^
(形にすれば尚更素晴らしい!のは、言うまでもありませんが…)
ORまねきねこ様
コメントをいただきましてありがとうございます。
お裁縫で手作りを楽しむだけでなく、インテリアとしてもSOU・SOUのテキスタイルをご使用くださっているご様子、嬉しく存じます!
私もなかなかミシンとは仲良しになれませんが、手縫いや接着剤など裏技!?を駆使しております。
ぜひ、気負わない自分だけのテキスタイルをこれからもお楽しみいただけましたら幸いです!
寺田さんの「あれこれ」待ってましたよぉ〜♪
裁縫に全く縁のない私ですが、クッション座椅子や座布団を買い求めた時とか気になったテキスタイルのはぎれを見に幾度か覗かせてもらっています。
色彩りどりの反物・生地がいっぱい並び、また違った華やかさを感じるSOU・SOUショップやなぁって、裁縫好きな方には堪らん場所なんやろねぇ♪
裁縫が得意なスタッフさんもおいでのようなので、是非とも裁縫教室を開いてもらって"小巾折"など作ってみたいなぁ〜(^^)
高島縮や伊勢木綿もさることながら、個人的には「絣」に興味があって、今取り扱っている「久留米絣」で"手柄寛衣下片身替わり"や"陣風靡"を作ってくれんかなぁ〜と強く願っております!♪
ではまた〜楽しみに「あれこれ」待ってますねぇ♪^o^
kazu-endlix様
コメントをいただきまして誠にありがとうございます。
SOU・SOUのお座布団、ご愛用いただき嬉しく存じます。
「手作り」が目的ではなくともSOU・SOUらしさを存分に感じていただける店舗ではないかと個人的には思っております。
お気に入りの生地で作る小巾折もいいですね。そんな機会があれば私も参加したいです・・・(こっそり)
また週末にお越しの際は覗いてみてくださいね!
今後も「あれこれ」気長にお付き合いいただけましたら幸いです。