SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“お犬様のごはん/大西 公美”
先日、温かい日差しに誘われて、新しいワンピースを着て【宝ヶ池】までお出かけしました。
・高島縮 20/20 グランシャツワンピース/家 集落
・裏毛 フェイクヌバック タイトスカート/濡羽色(完売しております)
・SOU・SOU×KOKUYO CHINA バッグインバッグ/SO-SU-U 濡羽色
・貼付つっかけ足袋/枡 濡羽色×つくも
そんな優雅な写真が撮れるはずもなく、てんやわんや。
我が家には先住犬のおばあちゃん犬「黒柴ゆらさん」と新入りの「ポメラニアンのてんちゃん」がおります。
10月2日にゆらさんは16歳になりました。人間で言うところの80歳くらいでしょうか。
目はほとんど見えず、耳も遠くなりましたが、毎日2度の散歩とご飯は欠かせません。
目が見えないので笑うことは無くなりましたが、帰宅するとむくっと起きて近づいて来ます。
もちろん無邪気が代名詞の1歳児てんちゃんは私の遠くの自転車の音に反応してわんわんやかましくお出迎え。
そこで今日はそんな2匹の食べ物について。
人間もわんこも同じだと思っています。
「体は食べ物でできている」
ドックフードだけで一生過ごすのは何か違和感。
ゆらが我が家に来る前に色々勉強して「手作りおじや」を知りました。
沢山の考え方がありますし、当初は批判的な言葉をいただいたり、お医者さんにも鼻で笑われるほど。
今思えば総合栄養食のドックフードを食べささず、毎度作ってるわけですから確かに変ですよね。
なんかややこしそう・・ドックフード食べなくならない?
全くそんなことはなく、めちゃくちゃ喜んで食べます。
たまに食べる濃い食べ物が美味しく感じるアレと同じかもしれません。
ゆらさんには低たんぱくな馬肉を。てんちゃんはまだ子供なのでその倍の量の鶏の胸肉を入れています。
その他大豆などの豆類
※肉を目の前に荒ぶれるてん。写真が撮れません。
そしてその時家にあった野菜たち。この日は人参、ピーマン、大根、ほうれん草をみじん切り。海藻類も入れます。今回は手抜きで焼き海苔。
※見切れるてん
実家から無農薬の野菜たちが届く事もあり、若い頃のゆらさんは不思議なもので旬の野菜がわかっていました。
食べさせてはいけないもの(ネギ類など)以外なら何でもOKです。
※うちの子たちはキノコ類はお腹が緩くなることがあるので避けています。
そして各専用の鍋に放り込む。煮る。ご飯入れる。終わり。
こちらはてんちゃんのお鍋。(貰い物の一人鍋)
※ゆらさんはこの後ブレンダーでペーストに。
ムラ食いだったてんちゃんも毎食完食。我が家に来た当初よりスリムになりました。
食べ物から確実に水分が摂れる事。そこが「手作りおじや」の利点です。
体調に応じて内容を変えられるのも良い。
暑い日はトマトやきゅうりやなすで体を冷やし、寒くなったら根菜多めにして体を温める。
人間のご飯を作る横で鍋に分けて作るということも可能です。
最後にせっかくなので両極端な2匹のお出かけした写真を見ていただければ幸いです。
私、今日はどこに連れて行かれるのだろう・・
※慣れない場所が苦手
(父ちゃんがいるので)ぼくは信号待ちもいい子にします
あら、土の上は歩きやすいわ
いつもどこでもなんでも楽しい
母ちゃん疲れたよ・・撫でてくれない・・?ZZZZ
毎日賑やかな日々を過ごしています。
2 件のコメント
犬や猫を家族の一員として迎えて、幸せに暮らしている御家庭が多い昨今です。一方で、予防接種、通院、食費、介護用品等の費用の高さを突きつけられると、セレブじゃないと、飼えないかも…と現代のペットとのお付き合いをみています。子供時分に、犬を飼っていた当時、食事はやはり「手作りおじや」でした。ネギや骨付き肉以外を具にして、喜んで食べていました。特にお豆腐が好物で、美味しそうに食べていたのを思い出しました。人間も動物も老いは避けることはできませんが、「のんびり、緩ーく」老いて、豊かに日々を過ごすことは可能と信じています。拝見するゆらさんのお顔は、とても穏やかです。季節の移ろいを感じながら、ほっこり過ごしてくださいね。目の衰えがあっても、お散歩途中で、毎回きっと何かを感じて「お土産」として持ち帰っているはずです。
温故知新 様
温かいコメントいただきましてありがとうございます。
お豆腐ですか!やはり人間と長年暮らしてきた動物ならではですね。
確かに、子供の頃飼っていた犬も人間のお味噌汁をかけたご飯を食べていました。
今の社会、便利なものが溢れて当たり前の世の中、育児にも育犬もこだわりが過ぎると時間も手間もかかり、生き辛くなることも体験いたしました。
なので今は「家でリセット」しようという気持ちでおります。
おっしゃる通り「のんびり、緩ーく」豊かに日々を過ごせますように。
ゆらとてんが我が家に来て「良かった」と思っていてくれたら、この上ない喜びです。