SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“京の夏/田中 沙祈”
一語一絵をご覧のみなさま、こんにちは。店舗スタッフの田中沙祈です。
4月に入社し、ようやく3ヶ月が経ちました。季節も春から夏に移ろい、今年は祇園祭が無事執り行われるとのことで、京都の町も活気が出て参りました。
京都育ちの私は、祇園祭のお囃子を聞くとワクワクします。
お囃子の音色とともに、粽売りや還幸祭の子ども神輿といった行事に参加したこと、幼馴染との山鉾見物、祇園祭の思い出が蘇ってきます。
3年ぶりの祇園祭。本来の京都の夏を噛み締め、また3年分の厄落としも兼ねて前祭りを巡ってみました。
鶏鉾の鉾建てや、
函谷鉾の曳き初め前のお祓い。
宵山では、各山鉾が7月17日の巡行が晴れるよう日和神楽を奉納します。綾傘鉾ではお囃子に合わせて棒振り踊りをする「棒振り囃子」が有名です。
祇園祭は、こういった神事も見応えがありますが、鉾や山を彩る「懸装品」も見どころです。
おすすめの懸装品は放下鉾の「見送り」です。
「見送り」とは鉾の後ろ側に掛けられている懸装品で、『バグダッド』と呼ばれるふくろうのタペストリーがユニークです。SOU・SOUのふくろうと甲乙つけがたい可愛さです。
ということで、SOU・SOUで祇園祭を感じられるアイテムから手ぬぐいをご紹介いたします。
さきほどご紹介した、放下鉾の懸装品にちなんだ「ふくろう」
今年、約200年ぶりに後祭りに復興する鷹山から「鷹」の手ぬぐいなど選んでみました。
みなさんも山鉾にちなんだテキスタイルを探して、祇園祭を楽しんで下さいませ。
(田中)