一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“第四十六話/堀淵さん”
ある日、アメリカからメールが届いた。
内容は、サンフランシスコのジャパンタウンに日本のポップカルチャーの米国発信拠点をコンセプトとした複合商業施設「NEW PEOPLE」が出来るので、その中の雑貨フロアでSOU・SOUのものを扱いたいとのことだった。
その後、わざわざ担当の方が京都まで出向いてくださって、いろいろ説明を受けた。
まー、悪い話でもないし、海外の卸ならいいかと思っていた。
ところがその後、話は一転して、その会社のトップの堀淵さんから連絡が来た。内容はNEW PEOPLE内にSOU・SOUのオンリーショップを出店しないかというオファーだった。
なぜそうなったかは話が長くなるので割愛するが、熟考の結果、その時は出店をお断りした。簡単に言うと時期尚早だと思ったのだ。しかし僕が出店出来ない理由(人の事、お金の事、etc)を堀淵さんは片っ端からクリアーしていかれた。そして気が付けば断る理由が無くなっていた。数ヵ月後、SOU・SOUサンフランシスコ店は完成していた。
僕は堀淵さんの凡人には理解不能な波動に巻き込まれてしまったと解釈している。
多分、掘淵さんはこうやっていろんな人を巻き込みながら事業を進めて行く天才なのだろう。
しかし、今となっては出店して本当に良かったと思う。同時にこの先掘淵さんともっともっとアメリカでカマしてやりたいと思っている。もちろん日本文化で。僕一人の力は大したことはないが、堀淵さんがいれば百万馬力だ。
(写真は日本国内で新規事業を立ち上げる堀淵さん。)
つくづく思うのは、人生はどうなるのか本当にわからないという事。思うようには進まないし、また、思うように進むのが良いとは限らない。それ程”縁”の力は絶大だ。そういうことを度々実感してきた。
今後もSOU・SOUはさらに海外へと進出していくのだろう。その時に必要なのは、流行に敏感なファッション人でも仕事が出来る人でもない。金乱倶楽部のような傾いたイカレタ連中だ。それでいて茶の一服くらいは点てられる粋なカブキ者だ。
世界のトレンドなど軽く無視しつつも皆の視線を集めながら街中を闊歩してくれる傾いた文化人達。そんな連中がいい。
「我こそは!」と思う人は是非入部を!
(次回に続く)
最後に1つお知らせを。
先日ご案内しました『Pay Payクーポン』ですが、クーポンの付与総額が所定の金額に達した為、終了とさせていただきます。
たくさんご利用いただきまして誠にありがとうございます!
それでは、また明日。
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【今日の合言葉】
「SOU・SOUへの道/第四十六話」
・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
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4 件のコメント
サンフランシスコ店について、知りたいなーと思っていたけれど、過去記事などの検索ができておらずの矢先のブログ更新で嬉しかったです。どんなお店でお客さんはどんな感じ?などもっともっと知りたいです。そして、いつか行ってみたいです。
PayPayクーポン、昨日お店に伺った時、おくりもの店で利用でき、次にうかがった足袋店で利用できなくなりました。まさかのラスト?とドキドキしました(笑)
れいま様
コメントありがとうございます。
本日のライブ配信「若林の夜ばなし」をご覧下さいませ!
ありがとうございます。いつもは夜ばなし、アーカイブで見てましたが、こんばんはリアルタイムで拝見しました。とっても貴重な会でした!sousouの持つ縁ってすごいですね!
れいま様
コメントありがとうございます。
本当に偶然というか、ご縁ですね。
コメントいただいたおかげで夜ばなし楽しくできました!