SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“【SOU・SOU日記】ku:nel”
創刊されてからずっーと買い続けている『ku:nel』。
この雑誌をはじめて書店で手にした時のこと、今でもはっきりと憶えています。確か7年くらい前のこと。当時は『an・an』の増刊として発行されていました。(現在は隔月刊化)
まず表紙の美しさにぐっと惹かれ、手にとってパラパラページをめくってみると、レイアウト、フォント、写真、コピー、記事の切り口・・・全てが本当に素晴らしくて、当時ブックデザインをかじっていたワタシは、書店の一画でひとり心を奮わせたのでした。
先日、本棚を整理していた時に全号(35冊!)を取り出してザーッと見てみたのですが、その時自分がどの記事に興味を持って、それをどんな気持ちで読んでいたかを思い出すことが出来て、なかなか興味深かったです。
全号に目を通すのに軽く3時間くらいかかってしまったのですが、それでも大半を飛ばしながらだったので、時間を気にせずに1ページ1ページ読み耽りたいなぁと本気で思いました。今度の休日にやってみようかな・・・(←地味)
大型書店にこもるのが大好きなワタシですが、『ku:nel』は出来るだけ町の小さな本屋さん(ちょっと寂れた感じの・・・)で買うようにしています。その方が、この雑誌に似つかわしいような気がするので。ちなみに最新号はこちらの本屋さんで買いました。
軍手をはめたおじいちゃんが、「今入ってきたばっかりやさかい、きれいやでー」とニコニコ笑顔で手渡してくれました。
(橋本)