SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“【SOU・SOU日記】ちょっと哲学”
いつも読書の話題ですみません。
本年も引き続き、お相手願います。
最近は、ストーリー物は少し休憩して、
今までぴったり来る出会いの無かった「考える本」を読んでいます。
「翔太と猫のインサイトの夏休み」 著:長井 均
この本は、中学・高校生に向けた哲学の本です。
中学生の翔太を、ふとしたキッカケから哲学的諸問題へいざなう
飼い猫インサイトとの会話を読み進める中で
読んでいるこちらも、いろいろの問題について
「うーん」と考える1冊です。
例えば、
「いまが夢じゃないって証拠はあるか」
「さまざまな可能性の中でこれが正しいといえる根拠はあるか」等、
言葉では面倒くさく感じますが、自分が丁度中学生ぐらいの時に、
ばく然すぎる程フト「これって、何でだ」と考えていた事だったりして・・・
そんなこと今更・・・と思わず、年を重ねた自分で考えるのも
何だか楽しく、そして変な気持ちになります。
いろいろと回想したりしながら、ゆっくりと
でも、あまり深く考えすぎずに読んで頂きたい本です。
(尾崎)