一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“待ちぼうけ”
寒夜空で小一時間人を待ちました。多分その人から予定変更のメールでも来ているのでしょうけど、電池が切れてしまって携帯が使えません。またお金を持ってなかったから電池も買えません。これは久しぶりの感覚です。仕方ないのでちょっと鼻歌を歌ったり、寒いのでその場で足を動かしたりして待ちました。そのうち鞄の中から奇跡的にお金が見つかったのでタクシーで家に帰りました。
車中でいろいろ考えました。携帯使えなくてお金を持っていないだけで結構な絶望感味わえるなーと。そして冬の夜に外で小一時間の待ちぼうけというのは、便利な社会に慣れてしまった今、いろんなことを気付かせてくれるなと。
それにしても奇跡的にお金が出てくるあたりが僕のついてるとこです。