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令和3年08月22日 日曜日号

SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“SOU・SOU九谷焼お猪口ができるまで/黒田 萌”

こんにちは!
企画室の黒田です!

皆様「秋のよそおい」予約企画はご覧いただきましたでしょうか。

今回の予約特典は、『SOU・SOU 九谷焼 お猪口』でございます。


本日は、このお猪口ができるまでの流れを
ご紹介させていただこうと思います。

*****

360年の歴史を持つ「九谷焼(くたにやき)」は、鮮やかな九谷五彩の絵付けが美しい石川県の伝統工芸です。

今回のお猪口は、大人気商品『九谷文様蓋物(くたにもんようふたもの)』の窯元である「青郊窯」にお願いしました。

この10色の和絵の具は「青郊窯」が研究を重ねて開発したもの。


ぷっくりとした「盛り色」とぴたっと着色する「平ら色」の2種類があります。



盛り色×平ら色は、隣り合っても問題なく表現できますが、
盛り色×盛り色は、最低でも1mm程離さないと色が混ざってしまいます。
そして、使えるのはこの10色のみ。
いろいろな制約がある中で、『SO-SU-U』『金襴緞子』『南天竹』のお猪口づくりに挑みました!

『SO-SU-U』は、扇形の展開図に自然に沿うように、数字の傾きを調整しつつ配置。

『金襴緞子』は、オリジナルのイメージを崩さないようにバランスや配置を調整しつつ、盛り色と平ら色がうまく組み合わせられるよう試行錯誤しました。


そして、一番手を焼いたのが『南天竹』です!

南天の実は絶対にぷっくりとさせたかったので、「盛り色」の中から選ばないといけないし、そうなると背景の色が「平ら色」の3色に限られてしまう・・・。
他の2柄とのバランスも考えて、ベースの色のみ和絵の具の10色にはない青色を使うことにしました。

しかし、、、!
この青色の釉薬は、特性上どうしても継ぎ目にはっきりと筋が入ってしまうという結果に。


そこで、このマイナスの特性をデザインに活かすことにしよう!となり、こんな風に背景を分割しました。

何度もデザインを修正し、試作も繰り返して、ようやくこの3種のお猪口が完成しました。

商品合計12,000円ご予約毎に1点進呈です。

※ご注文1件につき上限3点
※全3柄、柄指定不可

限定数に達し次第、特典内容を変更してお届けする場合がございますので、
「九谷焼のお猪口が欲しい!」と思われる方は、是非お早めにどうぞ!

『秋のよそおい』予約企画 8/31(火)13時までです。
よろしければ、ご検討くださいませ。

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1 件のコメント

  • 製作秘話、ステキ(>v<)
    南天竹の分割が逆に素敵~と思っていたのですが、実は・・・って、ことなんですね(^^;)
    災い(?か、どうかは??)転じて・・でしょうか?
    南天竹の色変わり、すてきですよ!!

  • よっ! R3.08.22 12:40:22

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