SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“お茶のお稽古から感じること/増本 一十三”
月に2度のお茶のお稽古が、私にとって心落ち着く良き時間であり、ひそかな楽しみであります。
※着用浴衣は、現在販売しておりません。
着用帯「博多 からむし帯/桜鼠(さくらねず)」
かしこまった空間で、ぎこちなく挨拶をし、足の痛みを感じながら、おいしいお菓子やお茶を頂く。
振り返れば、始まりはそういうところからでしたが、
今では、お稽古の時間が心地よいと感じるようになり、作法を学びながら「あ!」とストンと入る瞬間や
ただただ今その時の季節を味わうことに心を向けられることが、とても幸せなことのように感じています。
※着用浴衣「SOU・SOU×京都丸紅 浴衣/菊づくし 夜凪(よなぎ)」
着用帯「博多 からむし帯/紅藤色(べにふじいろ)」
そして、先生から毎回伺う時季の話も楽しく、その日のお稽古でお話いただいたことや、
お菓子やお花をかき留めることが習慣となり、それも私にとっての楽しみにもなっています。
また、浴衣や着物を着ての立ち振る舞いも日々勉強です。
きちんと着こなすために、楽しく自分なりの工夫をし、着付けセットを見た目に気持ちよくまとめたり、
伊達締めを手作りすることで、着付けの楽しみも増します。
(この伊達締めは、21番手平織の生地「菊づくし 鳥の子色」に芯を入れて作成をしました。)
お稽古を通して、心を込めた挨拶や、お辞儀の美しさが、相手の気持ちを和らげるのだなと感じます。
また、道具を扱うときの所作から、普段の私の無意識さに目を向けるきっかけとなり、
目の前のことに向き合うとはどういうことか、発見するチャンスもあると思います。
日常にはない「あ!いいな」と感じる瞬間が、
私にとってお茶の時間の喜びであり、楽しみに繋がっています。
4 件のコメント
書き留めた数々、素敵ですね~(^-^)
SOU・SOUスタッフ、皆さん多才ですよねぇ~(^-^)
伊達締めも合わせて作られている、さすが!!
真っ直ぐ縫いの色々、出てましたね
私は先日、帆布でカバン&ケースを一気に6つ、作成しました\(^o^)/
次の生地も色々・・・、どれにしようかなぁ~(^-^)
よっ!様
コメントいただき、ありがとうございます。
いろいろ書き留めておくと、あのお菓子はこんな味わいだったなあとか、お稽古で積み重ねてきたものを感じられて楽しいです。
伊達締めは、帯からちらっと見えてしまうときがあって、着付けがしっかり出来ていれば問題ないのですが、
そういうことがあっても気にしないでいいようにと思い、作ってみました。
まっすぐ縫いで色々作ることも楽しいですね。好きな生地で作ると愛着も一入ですね。
お稽古日記、素敵ですね!私も茶道習っていますが、こういう記録をとれば楽しいだろうなあ、と目が覚めました。お花の絵は、写真に撮って帰宅してから描いていらっしゃるのでしょうか?
あつ 様
コメントいただき、ありがとうございます。
お花とお菓子は、写真を撮らせていただいて、帰ってから反芻しながら描いています。
あつ様も、ぜひ、お稽古日記をつけてみて、楽しんでいただけましたら嬉しいです。