SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“大津祭と地下足袋/山本 真弓”
すっかり秋の気配。
秋と言えばお祭ですね!
台風が近づく中、今年も無事に開催されました大津祭!
以前のブログでも少しご紹介しましたが、江戸時代から400年ほど続く伝統あるお祭です。
昨年は曳き手ボランティアとして参加したのですが、まだ入社して間もない頃で、翌日も出勤だったのでかなりへとへとでした。
今年は無理せず、一般の見物客として久しぶりにじっくり堪能してきました。
祭と言えば、やはり足元の地下足袋に注目してしまいます。
昨年は張りきって「貼付まつり足袋 菊づくし」で参加したところ、地下足袋のおっちゃんに褒められたり、曳き方のお兄さん(スニーカー着用)に声をかけられたりしました。
お兄さん、今年は地下足袋を履いてくれたでしょうか…
国の無形重要文化財登録を目指しているところなので、ボランティアも含めて全員が地下足袋なら見栄えもいいのになぁと思います。
足にぐっと力も入りやすいし、全然疲れません!
午前中の巡行が終わると、お昼時には十三基が勢揃いします。
この時間帯は絶好の撮影チャンスなだけにすごい人だかりでした。
また、大津祭では厄除け粽が曳き山から撒かれるのが特徴なのですが、
うまくキャッチできるかどうかは運次第ですね。
お昼ごはんは、近くのなぎさ公園で行われていた食のイベントにて。
湖岸の風も気持ちよく、芝生には家族連れがいっぱいで、ほほえましい風景に和んだひとときでした。
さて、午前中は厳かな神事という雰囲気でしたが、
午後からは着流しに着替えた囃子方の姿がいっそう華やかで、お囃子の曲調やテンションもどんどん上がっていきます。
上に乗っている囃子方はもちろん、地下足袋を履いて曳山を動かす方々にも注目してしまいました。
改めて、からくりはおもしろいし、粽撒きもあるし、お囃子もいろんな曲があるし、曳山との距離も近いし、人もそこまで多くないし(笑)、ええ祭やなぁと思います。
来年は青空の下の開催になることを願います。
今年は粽を獲得できませんでしたが、来年はまたボランティアに参加したいなーと思いました!
※ボランティアに参加すると、参加記念として曳いた山の手ぬぐいと粽がもらえます。
ご興味のある方は、伝統あるお祭に参加してみませんか。