一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

平成26年10月05日 日曜日号

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“張正”

雪花絞り、豆絞りで有名な有松鳴海絞りのスター張正さん。
そこのご主人・鵜飼さんが亡くなられてから少し時間が経ちましたが、工場へお伺いしました。
20141003-hs01.jpg 細かくたたまれた雪花絞り
20141003-hs02.jpg 昭和までは大活躍してた機械
20141003-hs03.jpg 20141003-hs04.jpg 今はもう動いてないですが、当時のまま置いてあります。
昔アフリカに輸出されていた色雪花
20141003-hs05.jpg 現役の豆絞りの道具
20141003-hs06.jpg 豆絞りの窯
20141003-hs07.jpg 水槽に浸けてあるサラシ
20141003-hs08.jpg 鵜飼さんは、いつもこのネットにリポビタンDを入れて水槽で冷やしてはりました。
20141003-hs09.jpg 水槽の上の窓。目の前には線路
20141003-hs10.jpg しょっちゅう名鉄が走るからうるさい。しかし、これも含めて張正の風情。
鵜飼さんの手描き時計
20141003-hs11.jpg 次世代を受け継ぐ鵜飼ご夫妻
20141003-hs12.jpg ちなみに奥さんはお茶の先生をしておられます。
絞り職人との両立は大変やと思います。
鵜飼さんの作業机
20141003-hs13.jpg 鵜飼さんは、JAPAN BRAND PROJECTのミーティングには1度も欠席されませんでした。
今こうやって雪花絞りが一般に受け入れられる様になったのは、張正・鵜飼さんの努力の賜物です。
京都で田端さんが雪花をやるのも、張正のすぐ横でまり木綿が板染めをやるのも、日本国内の絞り技術の伝承と言えますが、誰かは中国でコピー品を作るでしょう。
これはきっと鵜飼さん怒ります。
いつも中国製の絞りばっかりやってる問屋さんを怒ってましたから。
生前、鵜飼さんは「誰でも来たらええ。雪花教えたる。でも出来やーせんで。」
と僕に言っておられた。その志は息子さんご夫婦も受け継いでおられます。
雪花絞りを本気でやってみたい方がおられたら、張正さんに問い合わせてみてはいかがでしょう。
力仕事なので男性がいいと思いますが。
絞り業界には、絞りの未来より自分の利益を考える人がいっぱいいますが、僕は張正ブランドの確立、絞り業界の発展の為に出来る事をやっていきたいと思います。
それでは、また明日。

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