SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“晒/小山 真実”
一時売り切れていた伊勢木綿 文 和晒(3Mカット)が再入荷いたしました。
大変お待たせいたしました!
マスク製作の需要に合わせて販売を開始しましたが、皆様からいただいたレビューを見てみると布巾やタオルの代用、枕カバー等にもお使いいただいているようで、晒の汎用性の高さを感じます。
マスクは30枚作れるようです。
私事ではありますが、昔祖父母が経営していた呉服店が大正時代に大火災(気仙沼大火)に遭い潰れかけた時に、土蔵いっぱいに入れておいた晒だけが奇跡的に焼け残り、その晒が飛ぶように売れて再興のきっかけになったという話を聞かされたことがあります。
▲おそらく昭和初期の社員集合写真。
▲現存していた昔のポスター。
▲呉服店の歴史年表(大学の卒業制作でまとめたもの)
晒といえばその逸話を思い出すので、時代も規模も異なりますが、危機的状況の中で晒を売って食いつないだ先祖に思いを馳せております。。。
巡り巡って今の自分が存在すると思うと、ご先祖様に感謝、更にはSOU・SOUネットショップでご購入いただいたお客様へ感謝の気持ちが増しに増している今日この頃です。
話が大きくなりすぎましたが、当分は売り切れないようご用意しておりますのでぜひネットショップでお求めくださいませ。
ちなみに、私は父のためにふんどしでも作ろうかと思っております。
(ふんどしで寝ると体に良いらしく、パジャマの下はふんどしスタイルの父です)
こんな感じの「越中ふんどし」といわれる形で作ろうかと・・・
これから夜な夜な四方をちくちく手縫いしていきます。
着用イメージはオランプータンにお願いしました。
洗えば洗うほど肌触りが良くなる伊勢木綿晒、皆様も是非ご利用下さいませ!
4 件のコメント
小山 さま
小山商店と晒の因縁のお話。
若い世代に、引き継がれて
いるのですね。
私は、越中にはしませんが
伊勢木綿晒、また、買わせていただきます。
東野LUCY 様
コメントいただきありがとうございます!
晒の販売など何処にでもある話ですが、勝手に繋がりを感じております。
東野LUCY様の晒活用法も、ぜひまた教えていただけましたら幸いです!
小山さんのブログは最初の頃からいつも興味深く読ませて頂いております。
伊勢木綿和晒、染めおりでテキスタイル生地と合わせて購入し、
この10ヶ月で自分の分とプレゼントなど合わせてマスク50枚位つくりました。
仕事で不織布マスク以外使用不可の日があるのですが、
顔に触れる内側にはこの和晒を2重にして合わせています。
なので、どんな時でもこの和晒が肌に触れている安心感があります。
和晒ふんどしホント気持ちいいでしょうし、お父様喜ばれるでしょうね。
オランウータンのふんどし姿受けました( ´艸`)
ポスターの女性、小山さんに似てますね。
というより、ご先祖様に似た小山さんて事ですかね( ̄∇ ̄;)
佐代美ん様
コメントいただきありがとうございます!
また、嬉しいお言葉を頂戴し恐縮でございます。
マスク50枚も!!佐代美ん様からすればふんどし1枚など朝飯前ですね、、!私も色々挑戦してみようと思います!
ポスターの女性はどなたなのか、今や不明なのですが言われてみると自分に見えてきました笑