SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“早いもので/本間 陽子”
お茶のお稽古を習い始めて今年で9年目に突入します。早いものです。
SOU・SOUに勤めなければ出会わなかったかもしれない茶道。
まだまだ未熟者ですが歳月だけは過ぎてゆき、
許状もあれよあれよという間にどんどん増えていきました。
こちらの2枚は真之行台子(しんのぎょうだいす)と大円真(だいえんしん)の許状でございます。
名前だけ聞いても頭の中が?でいっぱいになります。
許状は次の新しいことを教えていただける許可が下りましたよ。というもので、
先生からいただく度にわくわくする気持ちと同時にもっと精進しなければと背筋が伸ます。
お茶を習い始めのころにお客様から、「お茶はすべてのことに通じているから楽しいでしょう。」
と仰っていただいたことがございました。
その時は言葉の意味があまりよく分かっていませんでしたが、
お稽古を重ねるうちに確かに色々なことに通じてくると実感しております。
『お茶を一服点てる』にも細かい所作から礼儀作法、お道具に、和菓子、お香、お花、着物や身なりに、、、
今は京都にも緊急事態宣言が出ており、お稽古はお休みになってしまいました。
再開が待ち遠しいです。(忘れそうなので、、、)
昨年の初釜で社中全員がいただいた短冊
先生が選んだ言葉を、妙心寺 東海庵 岫雲軒(ちゅううんけん) 老大師が直筆されたそうです。
私が選んだのは【 無 】です。なんだか立派なものを頂いてしまいました。
先生曰く「お茶事の待ち受けに飾ってもいいわね。」
お茶事、、、待ち受け、、、私にそんな日が来るのでしょうか?
それまで大事にいたします。