一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“城崎男衆のララバイ”
ここは城崎温泉
傾いたある男の物語です。
冨田健太郎さんといいます。
「えへへ。ラーメン出来た」
ズルズルズー
傾いた男は、顔面を器スレスレまで近づけてラーメンをすすります。
傾衣には常々思いを込める。
自己マンでいいのだ。傾くことが大切。
傾衣を愛する男は、子供も愛する。
「急がな遅刻やー」
手柄寛衣下は、階段を急いで上がっても踏まないのだ。
「遅れてスミマセーン!!」
「何それ。傾衣の新作?」
「あ、これ?そーなのよ」
「キミも傾衣でも着りゃーえーがや」
“がんじがらめ”を着ているのは、金乱の結城だ。
「その方がえーんちゃうー?」
子供のようなだらしない座り方の柴田良馬。
「我々が求めているのは、傾いた服なんよー」
結城が熱弁。
夜にはスナックで
「この前、青山店にスーツで行ったら岡部さんに怒られたなー。あれは失敗だった」
と良馬。
「大丈夫」と健太郎。
「次失敗せえへんやん」慰める健太郎。
「次失敗せえへんやん」スナックのママも慰める。
男衆の夜は眠らない・・・
(この駄話はフィクションです)
それでは、また明日。