SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“夏越祓と水無月/巽 佳美”
京都で暮らしはじめてかれこれ17年・・・。
「水無月」というお菓子をスーパーや和菓子やさんで何気に見かけては
いましたが、いまだかつて6月30日に食した事はありませんでした。
私が生まれ育った田舎では、そのような風習がなかったのです。
そうだ!今年こそ6月30日に「水無月」を食べよう!!
そもそも何故6月30日に「水無月」を食べるのでしょうか?
これは、「夏越祓(なごしのはらえ)」という行事に関係があるそうです。
「夏越祓」は、1年のちょうど折り返しにあたる6月30日に、茅の輪をくぐる事によって、この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事です。
また「水無月の祓い」とも言われており、水無月には、魔除けの力を持つといわれている小豆を表面に散らす事で、これを食べると夏を元気に過ごせるという言い伝えがあるそうです。
ということで、水無月を食する前に近所の神社まで
茅の輪くぐりに行ってまいりました。
たくさんの人で賑わっていました。
先頭の神主さんに続いて、みんなぞろぞろと茅の輪をくぐります。
3回くぐったらおしまいです。
帰宅後は、念願の水無月登場!!
こちらは、黒糖の水無月です。
抹茶の水無月をほうばる娘たち。
私も美味しく頂きました。
これで暑い夏も元気いっぱい!
2014年、家族揃って折り返しの良いスタートがきれました。