一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“茶室彼是(ちゃしつあれこれ)【8】”
本日は日曜日、数寄屋大工一家の箱入り娘&SOU・SOU傾衣の看板娘、寺田由のコーナーです!
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昨年の年の瀬に嬉しいニュースが舞い込みました。
「伝統建築工匠の技 ユネスコ無形文化遺産登録へ」
伝統工匠の技とは、木造建造物を受け継ぐための伝統技術のこと。
日本独自の屋根をふく技術や建具や畳の製作など数の伝統技術で構成されているそうです。
▲こけら葺(ぶき)屋根・名古屋城本丸御殿復元現場(2014年)
日本は昔から台風や地震など自然災害の多い風土ですが、全国各地に何百年も前から今も現役の木造建築がたくさんあります。
もともと考えられた構造もさることながら、修復したり復元したりしながら守り繋いできた技術も今回の評価の対象になったようです。
近年では大地震のたびに「木造建築は脆い」という風潮が広がり、木造建築の存続が危ぶまれていました。
しかし、今回の無形文化遺産登録をきっかけに日本の木造建築の文化をより多くの方々に知っていただけるキッカケになれば、日本の木造建築の未来が変わるかも知れません。
色々なニュースに紛れてしまいましたが、「和食」や「歌舞伎」と同じように日本が世界に誇れる文化として周知されれば嬉しいです!
寺田 由
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それでは、また明日。
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今日の合言葉は 「茶室彼是(ちゃしつあれこれ)」
(若林)
1 件のコメント
残して行くことの難しさ、伝承していく難しさ、大変ですけど、引き継いでいかないと・・・ですよね。
技術を引き継ぐ職人さんたちに敬意を。