SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“近江神宮とかるた/山本 真弓”
もうすぐ新年・午年。
年が明けると初詣。
大津で初詣の人出が多い社寺のひとつに近江神宮があります。
長い階段の先にある真っ赤な楼門は絵になります。
こちらは先月中頃の様子。少し紅葉していて、グラデーションがキレイでした。
昭和15年創建と新しい神社ですが、667年にこの地に大津京を築いた天智天皇を祭神としています。
百人一首かるたの巻頭歌が天智天皇であることから、競技かるたの日本一を決める大会もわれていて、
近年では人気漫画の影響もあって“かるたの聖地”とされ、注目されています!
野球で言う甲子園球場のようなものですね。
高校生の大会のみならず、真の日本一を決める「かるた名人位・クイーン位決定戦」も年明けに行われます。
(平成26年1月11日(土) 10:30?競技開始)
会場の近江勧学館では一般観覧も可能(今回は事前申込制・受付終了)で、熱戦を間近で見ることができます。
一度観覧したことがありますが、お正月に家族とわいわいやるような百人一首や坊主めくりのイメージとは全く違う、
緊迫した激しい戦いでした!
袴姿に畳の上で行われる競技、お正月らしい華やかさもあります。
会場の入り口では、こんなキャラクターも出迎えてくれます♪
※この写真は石山寺のもの
大津市観光キャラクターの「おおつ光ルくん」です。
地味ながらも、地道に大津のPRがんばっています!
また、境内にある蕎麦屋「善庵」では、十割蕎麦、そばがき善哉がいただけます。
どちらも美味ですので、お越しの際はぜひお立ち寄りください。
袴レンタルもできるので、漫画の聖地巡りと思われる若者達が、袴姿で嬉しそうに境内を歩いていました。
こういったきっかけでも、和装へ親しむ人が増えると良いですね。
境内は木々が多く、流鏑馬神事も行われる長い参道は、歩いていくとどんどんと神聖な気持ちになれます。