SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“大津祭”
長い夏も終わりが見え始め、ようやく秋の気配になりましたね。
はじめまして。
9月より企画室に入りました、3人目の山本です。
秋といえば京都ではもうすぐ「時代祭」ですが、
私の地元である大津市でも、10月13日(日)に「大津祭」が行われます。
約400年の歴史を持つ伝統的なお祭で、滋賀が誇る湖国三大祭のひとつです。
祇園祭の山鉾のように、曳山(ひきやま)が町内を華やかに巡行します。
各曳山には異なるからくりが乗っていて、巡行中に20か所以上でこのからくりを披露するのが特徴。
また、曳山からは厄除け粽や手ぬぐいを見物客に向けて撒かれるのですが、現在では全国で唯一なんだとか。
ちなみに前日には宵宮も有り、お囃子が鳴り響く中、提灯で照らされた幻想的な町並みを楽しめます。
そんなお祭は見るだけでも楽しいのですが、参加することもできるんです!
伝統的な祭を継承していくため、町衆だけでなくボランティアの参加者を募集されていて、何トンもある曳山の綱を曳く曳き手として祭の担い手になれます。
一昨年から友人と参加しているのですが、日常とは違った雰囲気を味わうことができます。
参加者はもちろん法被姿!
ボランティアはジーンズにスニーカーでもOKなのですが、やはり風情がいまひとつ…
股引や地下足袋で揃えている曳山もあります。
私が参加する山では特に指定されてないのですが、今年はせっかくなので地下足袋で参加したいなと思っています。
派手すぎないものとのことなので、貼付まつり足袋のチノ黒が良いでしょうか。
裏地は菊づくし。華やかなお祭にぴったりです。
股付5枚足袋のすいぎょくも、捨てがたいですね?。
ちなみに市内を走る京阪電車にも、こんなラッピング電車が登場しております。
京都からJRで約10分。
大津にもぜひお越しください。