SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“うつくしい色名の旅 その2/新見 奈々”
あともう少しで2019年が終わりを迎えようとしています。皆さま如何お過ごしでしょうか?
以前、日記で「色のなまえ」についてお話をしたことがあります。
(よろしければこちらの記事もお読みくださいませ→★)
日本には数え切れないほどの色名が存在しますが
とりわけ、和の色名というのは奥が深いなぁと感じております。
カラーコードや、色名がびっしり記載された書籍、色鉛筆・・
眺めているだけで心が踊ってしまう私ですが
最近のなかでも特に心踊った出来事といえば
「玉井商店×SOU・SOU 大特価足袋下SALE」の開催。
今月19日から開催されていた企画で、
SOU・SOUの定番テキスタイル「SO-SU-U」の足袋下を14色展開しておりました。
(※現在、企画自体は終了しております。申し訳ございません。)
色とりどりの足袋下たちに目が惹かれますが、個人的に見逃せないのはやはり色名。
下の写真のようなラインナップでした。
珊瑚色にたんぽぽ色…かわいらしくて好きです。
何百年も前に、誰かが名付けた色名称が時を超えて今も存在している事にはロマンがあります。
ご好評につき、ほとんどの色が完売してしまいましたが
現在、常磐緑は在庫がございます。
デッドストックの糸を使って製作し、お値打ち価格になっておりますので
是非ご検討下さいませ。
今回ご紹介した足袋下企画だけでなく、
SOU・SOUでは彩り豊富に足袋下を取り揃えており、
男性用・女性用とご用意しております。
これから迎える年末年始の帰省時、ちょっとしたお土産にもオススメです。
また、京都店スタッフ吉田(実)さんの日記のように
地下足袋×足袋下のコーディネートでお気に入りのテキスタイルや色の組み合わせを見つけるのも楽しいと思います。
新商品が発売されるたびに「この商品には何という色名称がつくのだろう?」と楽しみで、
はじめて出会う色名もまだまだ多く、知らないことばかりだなぁと思います。
2020年はどんな素敵な色名に出会えるのか?
今からワクワクしております。
4 件のコメント
元来、靴下は買ったら履き続けて破れたら引退にしています。足袋下の場合は破れたらやはり引退ではありますが、そうでないものは時期が外れたらまた来年まで保管と変わりつつありますね。通年OKのものもありますが…
値段的もお手頃なので、季節のちょっとしたお洒落に重宝してます。
けい☆Chan様
些細なことも、少しずつ少しずつ
変わりつつありますね・・・
足袋下をお使いいただき、ありがとうございます!
今後ともSOU・SOUの足袋下で季節を感じていただけますと幸いです。
色に歌舞伎役者の名前がつけられているということは、彼らが当時のファッション・リーダーをも担っていたことが窺えますね。芝翫茶、梅幸茶、団十郎茶と、同じ茶でも明暗、個性や好みもそれぞれで、御贔屓さんは、それに合わせて、上手に着こなしを楽しまれていたと思います。The world of Japanese colors is very profound!
温故知新さま
自分が贔屓している役者さんの色を
着こなしに取り入れる・・粋で、楽しそうです。
色名に存在する歴史背景を知るのは面白いので
今後もどんどん調べていこうと思います!