SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“おばちゃんレディー”
みどりの服に身を包み、三輪ちゃりきで、おとどけよ?♪
ヤクルトのおばちゃん、またの名を、ヤクルトレディーさん。
近所で、たまに、すれちがいます。そして、いつも、「おはようございます。」「いい天気ですね。」と、挨拶を交わします。毎回です。 そのたんびに、ああ、地元やなあ。と、しみじみおもいます。
ふと、きづいたら、ある一人のおばちゃんは、もう二十年近く、ヤクルトのおばちゃんです。えびす顔で、にっこりすてきなおばちゃん。二十年近く。。。久しぶりにお会いしても、まったくかわってない、福福しい、ふんいき。
ですが、すこし、すこしづつ、不思議におもえてきました。あまりにも、おばちゃん、かわらなすぎて。おばちゃんだけ、時間がとまっているようで。
…もしかしたら、えっ、私だけにしか、おばちゃんのこと見えてへんのでは。
おばちゃん、えべっさん…なのでは、と。
母親に、それとなく、ばかにされないように、「ヤクルトって、近所にあるん?たまに、すれちがうやん?とくに、あの、おばちゃん。」と、問うてみました。
すると、「ああ、いつもあいさつするおばちゃん?ぽっちゃりした。」と、言い当てる母親。
えべっさん説、数秒でかいけつです。 しかも、すごく近所に、ヤクルト集配所があることも知りました。
そして先日。家までの帰り道、ぽつぽつあるいていると、前から、見慣れた雰囲気の、陰が。
「こんばんは。」 「あっ、こんばんは?。」
ヤクルトのおばちゃんです。
え、ヤクルトのおばちゃんです?
時間は夜10時をまわる時。。。ああ、夜勤とかあるんかな。いや、こんなおそい時間に?心なしか、じてんしゃこぐん、はやかったな。暗くて、にっこり顔みえへんかったな。
ヤクルトレディーすごいなあ。。。
また、ふつふつと、いろんな想像が。
でも、こんかいは、誰にも聞かず、ファンタジックに心にとどめておこうとおもいます。
(荒木)