一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“阿弥 薙刀寛衣( あみ なぎなたかんい)”
本日はカーディガンの様な羽織物をご紹介。
近清絞り 阿弥 薙刀寛衣(こんせいしぼり あみ なぎなたかんい)
水玉大 京紫×曙色(みずたまだい きょうむらさき×あけぼのいろ)
”阿弥(あみ)”は”編み”=ニットのことで、
薙刀袖がついた
寛衣=寛(くつろ)ぐ衣(ころも)という意味です。
出来上がったニットの製品を有松鳴海絞の近清絞りさんに依頼してボーシ絞りしてもらってます。
水玉大 柚葉色×支子色(みずたまだい ゆずはいろ×くちなしいろ)
「有松鳴海絞(ありまつなるみしぼり)の近清絞り(こんせいしぼり)」てどういう意味やねんと思うかもしれませんが、
有松鳴海絞とは有松と鳴海という地域で絞り加工されたもの全般を言いまして、「近清絞り」とは加工業者名です。
水玉大 青褐×黄丹(みずたまだい あおかち×おうに)
つぶつぶのネップが入ったニットをギュッと絞りましたので水玉の中につぶが残ってます。
400年も前から続く原始的な伝統技法で染めあげた、味わい深いニット羽織です。
如何ですか。
それでは、また明日。
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今日の合言葉は 「400年の伝統技法」
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