SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“金継ぎのいろいろ/高松 奈生”
こんにちは、青山店の高松です。
だんだんと春らしい気候になり、お花見に行ったり、のんびりとした日々を過ごしております。
話は変わりまして、少し前になりますがある日届いた帽子、呼び継ぎ冠。
何となく見たことあるような…と思ったら、青山店の茶席にあるお茶碗に似ておりました!
金継ぎとは割れたり欠けたりした陶磁器などを漆で継ぎ、金や銀で上化粧して修復する日本の伝統技法ですが、その中でも破片が失われてしまっていて異なる器の破片を用いて継ぐことを「呼び継ぎ」と言うそうです。
欠けたら終わり、ではなくまた手を加えて新しい表情を楽しむというのはなんとも素敵だなと思います。
興味が湧いてきたので今回は合成漆を使って気軽に金継ぎ体験ができるワークショップへ行ってきました!
まずは沢山のガラスの中から好きなものを選んで組み合わせていきます。
悩みまくりましたがこちらの組み合わせにしました。
続いて接着剤と合成漆を繋ぎ合わせた部分にのせていき、さらに筆を使って金粉をふりかけていきます。
合成漆を塗った部分にのみ金粉がつくので漆の塗り方が最大のポイントです!緊張しました!
そして最後に金具をつけて完成。
光に透かすとまた綺麗です。
自分で作ったものだとなおさら愛着が湧きますし、大事に使っていきたいと思います。
(高松)