“ SOU・SOU青山店茶席 月替りの和菓子 ”
Monthly paintings and
seasonal wagashi from Kyoto
四季折々の風景や年中行事を描いた「月次絵」に、旬の素材を使った月替わりの和菓子「京旬菓」を組み合わせました。
SOU・SOU KYOTO 青山店の茶席にて、京都の春夏秋冬をお楽しみください。
昔から 民家の庭などにも 植えられ
日本人には おなじみの果物。
1月から3月くらいが旬で
オレンジ色の小さく可愛いい実をつける。
果肉もさることながら皮ごと食べられる。
子供のころ風邪をひいて
のどが痛かった。
きんかんの甘露煮を食べさせられ
とろっとした甘味 適度な苦味と
酸味が のどの痛みを
やわらげてくれたのを思い出す。
如月の果物は、きんかん。数ある柑橘類の中でも、香り高く、皮ごと食べられるという特徴を活かしてお菓子を作りました。
【きんかんの蜜漬け×山芋餡】
梅酒を加えて炊いた手芒豆の餡に、梅酒入りの蜜に漬けたきんかんを細かく刻んで混ぜ込みました。梅酒を加えることでさっぱりとした風味に、また、餡のつなぎに山芋を足してねっとりとした食感に仕上げています。
【きんかんの蜜漬け×道明寺】
蜜漬けの金柑に、風味付けに金柑酒を加えて炊き上げたものを細かく刻み、手芒豆の餡に混ぜ込みました。この餡をもっちりとした道明寺で包み、仕上げに刻んだピスタチオをのせています。この時期に食べられる椿餅(※)に見立てました。
※こし餡を 道明寺粉の生地に包み、椿の葉でくるんだ日本最古の餅菓子。
SOU・SOU KYOTO 青山店"では『京旬菓』とお抹茶(またはコーヒー)をお召し上がり頂けます。
〒107-0062
東京都港区南青山5-4-24 ア・ラ・クローチェ1F
【電話】03-3407-7877
11:00~20:00 ※喫茶ご利用時間 13:00~18:00
年中無休
京菓子の名門と謳われ、一時は江戸にまで名を知られた菓子司・亀屋良安から、暖簾分けするかたちで享和3年(1803年)に創業。以来、四条醒ヶ井(さめがい)の地に於て営業、現在に至る。当代八代目。
〒600-8498
京都市下京区四条通堀川東入ル(醒ヶ井角)
075-221-2005
9:00~18:00
年中無休